P0Pχ回からちょっと離れてファーストポッパーの改造の話の続き。
P0Pχの対照実験あるいは応用編のつもりで手を出したファーストポッパーの改造なのですが、これがヤベェ。全く思うようにならんのです(つД`)
まず前回の話の続きで、せっかく作った下アゴを削っちゃった理由から。なんと下アゴの効果があり過ぎて、ちょっとダイブするダーターになってもうた( ´△`) 震生湖のフィールドテストではもちろん、洗面所ラボでもそうだと分かるレベルで潜っちゃうのです。例えば…そう、ポップRをフロロ8lbで使った時のような。引き始めはチョポと音を立てていい感じなのですが、そのあと首振りどころか水面下を泳いじゃう。これはこれで面白いルアーと言えなくもないし、思わぬ副産物でもあるのですが、今回の目標はポッパーの首振り。まずは目標を達成せねば!
さて、首を振らない理由なんですが、正直分かりません。とりあえず検証していきましょう。
まずフックやスプリットリングの交換。
現行仕様は、F:がまかつRBーM#7、R:ピアスフェザー付き#7で、リングは元々付いていたもの。それでこんな具合。
これなら横から浮き姿勢を確認、撮影も可能となりますので。ホントは網ガサガサなんかで使う水棲生物観察用の薄いアクリル水槽が良かったんですが、まぁこれでもいいか、と。
話を戻し、フックとリングを交換します。前後とも#8と1サイズ落として、リングをデコイのライト#2にしました。
軽っ!これではほぼ水平浮き。尻は下げたいところなんじゃが…試しに0.55gのウェイトを尻側に貼ってみましょう。
流石に尻は沈みますが、ちょい沈み過ぎか。ただしこの姿勢になって気がつくことがあります。それはアイの状態。①②ではアイは水面下ですが、③の状態で初めて水上に顔を出しました。こういうのも関係あるのかな…ちょっとP0Pχパイセンに入水してもらいましょう。
はい、アイは確実に水上。大元のPOPXもアイがすげー上についているので当然水上。ちなみに首振りポッパーといえばマイケルですが
はい、水上です。
首振りしない原因究明までは至りませんでしたが、関係しそうなこととしてここまでの観察で見えてきたのは、アイと水面の位置関係、そしてそこに関わるのが浮き姿勢とルアー本体の浮力、さらにボディの重心。P0Pχの❾回目でダイソーポッパーの重心の話をしましたが、どうもファーストポッパーはダイソーポッパーよりも重心が前:フロントアイ近辺にあるようで、フックやリングの重さを変更してもアイ付近を支点としてボディの浮角が変わる感じです。もっと頭を軽くしてやればいいのか?ルアーって沈めるのは簡単だけど浮かすのは難しいのよね。なんか大工事になりそうなので、とりあえずファーストポッパーの件はちょっと、お・あ・ず・け。次回からは話をP0Pχに戻しますよ!ヽ(`Д´)ノ