イギリスでは、フォスター(他の子供の養育)を行っている人がいる。

フォスターとして子供を引取ると、かかる費用を含めて、何らかの手当てが支給される。中には
収入目当てにて行っている人もいる。

ブリジットは、我が子と同い年の子供のフォスターをしている。
元、看護婦で既に退職してから、他にも2人面倒を見ている。

最近、引き取ったのは、5歳くらいの女の子。実親が子供の面倒を見れなかった為、
トイレのトレーニングが出来ていなかった。

引取当初は、学校でも何度かそそうしてしまい、ブリジットは根気強くトレーニングを行った。
それから、半年、久しぶりに会った彼女はトイレのトレーニングが上手く出来た事を誇らしげに語っていた。

病気の母親の状況と過去の女の子の経歴を見て、フォスターでなく、女の子を養女として引き取る事を決意した彼女。わずか6ヶ月の間に、2人の間に強いきずなが出来ている様子が伺えた。

退職した年齢で小さな子供の面倒は、体力的にもハードだ。ブリジットは、いつもニコニコ笑顔で、
回りをなごませるオーラの持ち主だ。

尊敬して、止まない。