2015年2月4日「世界、そしてコンポントム?」 | カンボジア的スローライフ

カンボジア的スローライフ

スローダウンしてみると見えてくるものがある。ありふれた日常のささやかな出来事。人生って、そんなささやかな暮らしの一つ一つが集まったもの。だから、その一つ一つを大切に暮らすことができたらいい。マンゴーがたわわに実る国、カンボジアからの発信。

耳と目を塞ぎたくても否応なく飛び込んでくる世界のニュース。ヨルダンのパイロットの方、待ち続けたご親族のお気持ちを考えると本当にあまりにも胸が痛い。いくらなんでも手段が残虐すぎる。

この一連の世界の動き、なんとか終結してほしいものだけれど、あぁ、なんだか複雑そう。胸の張り裂けそうな日々がまだ続くのだろうか。もう勘弁だ・・・。

いつも行き交う人を眺めていたコンポントム。今日はようやくそこを通り過ぎる「行き交う人」になって通り過ぎて来た。とはいっても、立ち寄った食堂でも顔見知り、交通整理の兄ちゃんも顔見知り、おまけに偶然に通りかかったコンポントム出身の仲間にばったり。うふふ、さりげなく通り過ぎるつもりが、束の間の再会に目尻下がりっぱなしで喜ぶことに(笑)。

旅先のお寺の入り口にあった大きな絵。宗教なんてものがなんの平和にも役にたたないと思いつつ、それでも、こんな絵を見ると、ちょっと写真を撮りたくなった。

祈るだけしかできないなんて、あまりにも無力だけど、それでもやっぱり世界の憎しみがこれ以上増えないように祈りたい。

ヨルダンのパイロットの方とシリア等で命を落とされたたくさんの市民の人たちのご冥福をお祈りします。