2014年10月10日「カンボジア的バタバタライフ」 | カンボジア的スローライフ

カンボジア的スローライフ

スローダウンしてみると見えてくるものがある。ありふれた日常のささやかな出来事。人生って、そんなささやかな暮らしの一つ一つが集まったもの。だから、その一つ一つを大切に暮らすことができたらいい。マンゴーがたわわに実る国、カンボジアからの発信。

ブログはのんきにタイを旅行中、本人はその期間、日本から来たボスのアテンドで休みなしの瀕死の馬車馬状態(笑)。



青空の下、稲の中を膝まで水につかりながら歩く。



水が湧けば魚も湧く豊かなカンボジア。小さな魚の赤ちゃんたちが群れて泳ぐ水の中をシャボシャボと歩く。田んぼの中に咲いている小さなお花がとてもきれいだった。



雨期も終盤、強烈なスコールのときは、農家の軒下で雨宿り。


いつも関心するクメール人の足。指がまっすぐ。ガシガシと大地をつかむがごとく指を開いて歩く。サンダルが一番。



バイクで川渡り?私は先に歩いて渡り、撮影係。この後、4台目が渡ってから、バイクが故障、エンジンがかからなくなった。バイクだって辛いよな(笑)。皆で必死にバイクのあちこちに入った水を出して、そうそうバイクを逆さにして(笑)そして直した。ようやくエンジンがかかると皆で拍手喝采、汗びっしょり。こんなときは仲間達はなんとも格好よくて頼もしい。皆でいればどんなことも乗り越えると思う。

私はこういうときは役立たず何もできないので(笑)バイクのあちこりからちょろちょろ出てくる水を見て、「バイクもトイレに行きたかったんだよ」と言って皆に笑われながら、皆の奮闘を撮影したり、横で精一杯邪魔応援する(笑)。



連日続くフィールド・ワーク。パパイヤの実りやバナナ、ザボンなどの果物の実りに歓声を上げつつ。



野菜達のお花は、やがてみのるその実のために必死に花を咲かせてけなげ。つるも葉っぱもお花も根っこも、それぞれに自分の役割を果たしてその命をつないでいる。そして皆同様に朽ちていくのだ。私も命ある間に自分の役割を精一杯全うするだけだ。

今日のお弁当は何かな?とそろりとふたを開けてみる。おっ、今日はお魚!日本で言うなら鮭弁?カンボジアの淡水魚の焼き魚のお弁当。飯&魚、これ以上にない究極のシンプルさ(笑)。そして、これが私の命をつなぐもの(笑)。ちょっと梅干しのおにぎり食べたい!


プノンペンから出発してメコン川を北上し、ストゥントレンからプレアビヒィアに抜ける道の新しくできたばかりの長い橋を渡って延々と移動の日々。

8日の夜はコンポントムの片田舎で皆で、銅鑼のゴーンゴーンという音を聞きながら、皆で既月食を眺める。仲間達がとっても「ラッキーな夜」なんだと騒いでいて、Facebookにアップするんだとかでワイワイしていた、私は写真失敗(笑)。村を廻り続ける12連勤。

そして、まだまだ山積みなお仕事、あたし大丈夫かしら(笑)。山積みなお仕事を横目に、それをエスケープして現実逃避のブログを更新するのでありまする(笑)。

あたしのカンボジア的な「スローライフ」どこへいったのかしらね(笑)。