プノンペンの風景に胸熱く | カンボジア的スローライフ

カンボジア的スローライフ

スローダウンしてみると見えてくるものがある。ありふれた日常のささやかな出来事。人生って、そんなささやかな暮らしの一つ一つが集まったもの。だから、その一つ一つを大切に暮らすことができたらいい。マンゴーがたわわに実る国、カンボジアからの発信。

しばしカンボジアを脱出して、また戻ってくるところはここ、プノンペン。今の私にとって、起点は全部プノンペンになってる(笑)。

空港につけば、「あぁ、、またここに戻ってきてしまった・・・・」とちょっとつまらなく(笑)思うのに、この街を歩きだすと、いつもなぜかうれしくなる。

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国立美術館の上の青い空。砂糖やしの一本狼(笑)、変わらない風景。この青い空に抱かれて、プノンペンの街に住む。

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廃品回収のリヤカーを押した自転車に乗るおじいちゃん。なんか姿勢がへんだよな~って思ってよく見たら、自転車だいぶ、傾いてますけど・・・・・(笑)。でも、そんなことどうだっていいんだよね、走ればさ。

雨季だから緑は天からの雨と太陽からの燦燦とした光の恵みを受けて、命あふれて生き生きしている。ここに初めて降り立った日から、人生の半分を超えた本当に長い年月がたとうとしてる。

久しぶりのお休みに、本を読んだり、人に会ったり、いろいろ想うことがあった。そろそろ私もこの私の人生の集大成?に向けた生き方を考えなくちゃいけないんじゃないだろうか?「人生は長いようで短く、短いようで長いんだよ。」って70歳を超えたご年配の人生の先輩が言っていた。

私は人生があっというまということを少し感じはじめてきた年頃(笑)。そして、まだその人生が「長い道のりであること」は実感できない年頃でもある。そして、この先どれくらい長いか、毎年平均寿命が発表されても、それは誰にも保障されているわけではなく。

大切にすべきは「今」。
少し欲を出すなら、「明日につなげる今」。
もっと欲を出すなら、ステキなおばあちゃんになるための「未来につなげる今」。

あえて言うなら、「よき死を迎えるための今」。
そういうことを考えるお年頃になってきた(笑)。