すっかり和食に魅入られている次兄嫁が先月、
男の子を出産しました。
嫁ちゃんはプノンペンの病院で分娩したおかげで
癒着胎盤のピンチを脱することができましたが
次兄にそんな経済的余裕はありません。
(私にもそこまでの余裕はありません)
予定日の3日前、夕方になって
「なんか生まれてきそう」というので近所の病院に。
さすがに予兆だけで一旦、帰宅しましたが
夜10時を過ぎた頃にまた、陣痛が。
で、付き添ってまた病院に行った嫁ちゃんが、
24時過ぎに戻ってきて「もう生まれたわよ」と。
ほんの1時間程度で、超安産でした
で、翌日の昼前には次兄嫁も早や帰宅。
日本では考えられない、早期退院?ですよね。
嫁ちゃんがお世話になったプノンペンの病院なら
3泊までパッケージ料金ですが、
田舎ではこれが普通なんだそう。
出産のために利用した病院に30$、
医師に50$を払って退院です。
医師は病院の「雇われ」ではなくて、
ビジネス・パートナーなんですね。
退院はしましたが、医師が毎日1回、
我が家まで往診に来て、栄養剤の注射とか
必要な投薬をしていきます。
その注射と投薬、往診料が4日間で100$。
医師は1週間は往診に来るといいましたが、
家族は「もう十分です」と断ってしまいました。