カンボジア正月の前後、家族総出で
棲家の地上階を増築し始めたことは
すでに書きました。
最初はこういう家でした。
予算不足で2階のみの家に。
増築を開始したときはこんな状態でした。
その後、業者に仕上げを頼んだら、
家族が懸命に手作りしたレンガの壁に
足場のために何か所も穴を開けてこんな状況に。
で、結局、最後の仕上げ作業が終わらないまま
すでに2ケ月以上が経過・・・・
仕上げ作業の代金25$は未払いのまま。
カンボジアの他の建築業者が
どうなのか存じませんが、
次にいつ来るのか、知らされもしません。
日本なら、工期がキチンと決められて
*月**日から**日までA様宅、とか
その期間は専念してくれるじゃないですか。
カンボジアは業者がどのお宅を優先するか
気分次第?なんですね。
もう外装の仕上げは待たずに、
自分たちで内装を仕上げることにした次第。
まずは床に敷くタイルと壁タイルを購入しに
プノンペン近郊まで行きました。
事前に義父が必要枚数を計算し、1,100$ほど購入。
重さがすごくて、タクシーでも一度には運べず、
2往復しました。
荷下ろしも大変で、姉さんが
暇していた顔見知りのバイタク運ちゃんを
臨時に雇って力仕事してもらいました。
一般のタクシーを2往復(2日間)貸切にしたら
それだけで50~60$ですが、
自前で済むのはこういうとき助かります。
内装は、材料費を除いても
業者に頼むと最低でも600$はかかる、
ということでマスオさんに400$払って
3週間でやってもらうことに。
タクシーの1ケ月の売上より多分、多いし
サザエ姉さんがその間、手が空くので
一石二鳥。
いや、業者に頼んだら
いつ完成するかも不透明なわけで
自分たちでやれば確実だから、
一石三鳥です。
この状況から、まずはペンキ塗り。
義父はもちろん、嫁ちゃんや義母まで参加。
次にマスオさんがタイルをはめ込んでいきます。
タイルとタイルの隙間に
漆喰?のような白い粘土状のものを
塗りこんでいくのは家族総出。
使う道具は、中古のトランプです(笑
壁が出来たら、次は床。
敷くセメント作りだけでも重労働です。
タイルと一緒に、流し台も購入。
屋内にキッチンを作ります。
もうこれで、屋外で蚊に刺されながら、
ハエにたかられながら調理せずに済む?
水道が無いので、貯水タンクを
買わないといけません。
これもまた、プノンペン郊外の店まで
購入に行きました。
1500リットルのタンクが220$もしました。
途中、細かなトラブルもあったり、
タクシーの臨時仕事が入ったりして
3週間の見込みがひと月かかりました。
*早速、テレビを2階から下ろして見入る家族
私なんぞは、タイル1箱さえまともに運べない、
まったくの役立たずです。
【追記】
上の記事は7月末頃に書いたものです。
私が日本にいた8月、
やっと業者が来て、外観は完成しました。
問題は水道(流し台)のほうで、
高所に貯水タンクを設置するには
相応の投資がさらに必要で、9月末現在、
流し台と貯水タンクは放置状態です。