事後報告になりますが、

NHKのラジオ番組に先ほど、

カンボジアから電話で生出演いたしました。

 

「ちきゅうラジオ」 という番組で

毎週土曜・日曜の日本時間17:05-18:50に生放送。

*今週は相撲中継のため1時間遅れ

 

番組の冒頭の方で、世界各地に電話をかけ、

現地の新聞に取り上げられた話題や
注目の記事などについて伝える

「世界のイチメン」というコーナーがあるのです。

 

依頼を頂いたときは喜んで引き受けましたが

思わぬ苦戦を強いられました。

 

なぜって・・・

 

まずコンポントムには「現地の新聞」が無い!

 

義父によれば、以前はあったそうです。

 

でもそもそも新聞を毎日読むような

知識層が住むエリアじゃありません。

 

それに今はネットの時代。

田舎の人々はテレビかフェイスブックで

充分なんですね。

 

カンボジアは結局、プノンペン・ポスト紙が

地方ネタもすべて扱っているわけです。

 

状況を説明し、了解して頂けましたが、

番組の趣旨は首都プノンペンではなく

「住んでいる地域のネタ」

 

これが、1週間以上チェックしていても

まったく無い! ゼロなんですね。

プノンペンポスト以外のサイトも探しましたが。

 

あったとしても、交通事故とか事件。

番組の趣旨には適さないんです。

 

過去の実例をいくつか教えて頂いてたのですが

 

・オーストラリア  「クジラに飛ばされた男性」
・香港      「日本のラーメンブーム到来!」
・マカオ     「出入境スタンプ廃止。電子化へ」

・インド    「占師の予言で埋蔵金発掘作業開始!」
・ミャンマー  「雨乞い儀式ロン・スエ行われる!」
・スペイン   「準備が大切!牛追い祭り」
・スリランカ  「野生のゾウ民家を襲う」

 

こんな感じのネタが欲しいわけです。

 

放送には当然、台本的なものとか準備があり、

本番の5日前までにネタ候補を探す約束なのに

3週間さかのぼっても候補はゼロガーン

 

ネタの締切?期限は7/10の正午。

それなのに前日になってもコレというものはなし。

 

ど~~しよう~~www

 

な状態だったのです。

 

苦肉の策?で

「食用タランチュラのシーズン到来」

という記事を某サイトで発見し、

「これでNGなら仕方ないか」と。

 

 

迎えた締切当日の朝。

 

プノンペン・ポスト紙のHPを

祈るような心境で開いた私の目に、

飛び込んできたKampong-Thomの文字!!

 

そうです。

 

サンボール・プレイ・クックが世界遺産に!

 

それは私にとって、

奇跡以外の何物でもありませんでした。

 

たぶん、カンボジア国民以上に喜んだ私笑い泣き

 

 

そしてなんと、タランチュラの話も

採用?して頂きました。

 

ちなみに「食用タランチュラ」の

動画記事にもリンクしておきます。

 

地中から捕獲する様子や調理の過程、

おいしそうに頬張る地元の人々・・・

 

撮影場所は私の家から30分ほどの

スクンSkunの中心部ですね。

 

 

本番の裏話は、また次回に。

 

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