関連記事は連続していたほうが
将来にわたってこのブログを訪問される読者様が
読みやすいと思うので、引き続きトランプのお話し。
読んだだけで実際にプレイしないと
わかりずらいと思いますが、今回は少し戦略の解説を。
実際にカンボジア人と遊んでみたあとに
この解説を読んで頂ければ、ご参考になるかと。
◎基本戦略は
日本の大富豪(大貧民)と同じように、
いかに手札を場に出し終えるか、が勝負です。
手持ちに弱い札(3,4,5あたり)があれば、
それをどうやって出すのかを考えます。
あっ、そうでした。ルール解説で漏らしましたが
3,4,5に関してはマークの強弱に関係なく
場に出すことができます。
自分からスタートできなければ
弱い札を出すチャンスもそうそう無いわけで、
自分の手札のなかの強いものを使って、
次のターンを自分から始められるように
戦略を考えるわけです。
◎場に出された強い札は記憶しておくこと
1枚出し(シングル)の場合、
最強の札はハート♥の2です。
自分がハート♥の2を持っているならば、
カットされない限りは、次ターンを確実に
自分から始められますね。
では、自分の最高手札が、2のなかでも最弱の
スペードの2だったらどうでしょう?
次ターンを自分から始めるためには、
他の3種類の「2」が出尽くした後でなければ
切り札として使えないわけですね。
一方、最下位になってしまったときに
手札に「2」が残っているとペナルティです。
家族のプレイぶりを観察すると、誰もが
「2」「A」の残り具合をちゃんと把握しています。
「K」や「Q」でさえもほとんど記憶しています。
つまり、この暗記を怠っていては勝てないのです。
私は最初の頃、暗記することを面倒くさがっていて
結果、数回は運良く勝てることはあっても
長丁場のトータルでは負けっぱなしでした。
好みの問題ですが、スペードの2を残すと
ペナルティを喰らう確率がかなり高いので
手元に残しておくことはほとんど無い印象です。
これって、相当な脳のトレーニングに
なると思いますよ。
簡単じゃないですよ、出た札を覚えるのって。
既に齢50を超えている私は、
の~~んびりとしたカンボジアの田舎生活で
ボケ始めることを何よりも恐れています。
トランプで遊んでいることは、私にとって
健康法でもあるのです。