朝5時に起床。
昨日の夜も雨は降ったが、夜半に上がったようだ。
朝6時にスタートする。
今日のコースは羅臼からオホーツク海沿いに走り、野付半島を周って根室まで180kmくらい。
ホントは道がどん詰まりになる相泊まで行き、セセキ温泉に入りたかったが、現在工事中で入れないと言うので諦めた。
海沿いから霧が流れてきて朝は肌寒いので、ウィンドベストを着て走る。
今日は曇り予報だが、ところによって雨が降るかも。
羅臼側の道は山まで距離が有るので、ヒグマが出そうな感じは無い。
もう野生のヒグマを見らるチャンスはないかな。
標津で知床半島は終わり、廃墟になったレストラン裏でローチェアーを広げ、海を見ながら食事休憩。
食事が終わって野付半島入り口に到着。
ココから県道が途切れる野付崎灯台まで片道16km、淡々と距離を稼ぐ。
野付半島の狭い部分は幅が100mも無い。
よくこの半島の形をとどめているよなと思ったら、様々な侵食を防ぐ工事がされているのだ。
ココは観光資源なので、道を無くせないのだろう。
途中でナラが立ち枯れするナラワラが霧の中で神秘的に見える。
野付半島のビジターセンターに到着。
立ち枯れで有名なトドワラはほぼ立ち枯れ切って、今は平原になっていた。
1985年当時のトドワラの様子はコレ。
これじゃ全くの平原で、観ても仕方ないので野付崎灯台へ。
灯台から先は一般立ち入りが制限されているので、進めるのはココまで。
とりあえず頭に載せる。
野付半島では至る所で鹿の集団が多くいたが、人慣れしているのか全然逃げない。
野付半島の鹿は図太い。
キツネも歩いていた。
戻りも16kmを走り、野付半島往復で2時間ほど掛かった。
12時の時点で走行距離は85km。
ココから根室までは80km程なので、17時頃には根室に着けるか。
風蓮湖の周辺で雨に降られるが、通り雨。
風蓮湖に注ぐ川に掛かる橋の上で天気がほぼ回復。
青空になると景色が変わる。
ココは手つかずの景色残る場所で、つい長居してしまった。
国道から外れて裏道の県道を走ったらアップダウンがキツく、急激に腹が減った。
国道に戻るとそこに飾り気のない作業用のような展望台があった。
当然、登ってみると、牧場の景色が一望出来て気持ちいが風蓮湖は遠くて良く見えない。
あまり観光資源にはならないだろうが、個人的には高いところが好きなので気持ち良かった。
根室の道の駅で何か補給出来ればと考えて寄るが、月曜休みで食料を補給できず。
駐車場で埼玉から車で100名山登山にきた人とお話ししたら、その人もロードバイクに乗ると言うので、しばらく自転車的な話になった。
年代が同じで話しが合って面白かった。
また何処かでお会いできるかもしれない。
根室市街に入った途端、ハンガーノック状態になる。
ふと周りを見回すと松屋があり、ココでエネルギー補給を行おう。
安定の松屋ありがたき。
急速補給が終わり、スーパーで買い物を済ませてから宿に向かう。
久しぶりに根室駅に立ち寄る。
40年前の根室の写真。
同じところで撮っているのにイメージがぜんぜん違うね(笑)
今日の宿は根室駅近くのワークマンハウスで、18時頃到着。
ココは設備が整っていて値段も安いので初めて使う。
ワークマンが絡んでいるかは不明です。
根室の夜は夜霧が出て、北の港町に居る気分になるね。
今日の走行距離は野付半島往復34kmが入り、183kmとなった。
ツーリング4日目になり、やっと踏めるようになった感じ。
身体が出来れれば200kmを超えても疲れ方が違うだろう。
明日は日本最東端の納沙布岬に到達できる予定。