朝から良い天気。
モアイ像もまぶしそうだ。
所内は明日まで車両が無いので、お仕事が無い。
仕方ない、今日も内職ネタを持って行こう。
サボっているのではない、昔(国鉄時代)は先輩から内職で腕を磨くんだと言われた。
まあ、そんな時代じゃ無いよな(笑)
それでも朝イチから10時半までは安全教育と、昼から15時まではビデオ講義などが入った。
空き時間と休憩時間を使って、ストックの変速機をメンテする。
表も裏もかなり汚いし、ガイドプーリーは全く回らず、テンションプーリー用インナーケージの向きが違い、ワイヤー固定ボルトが欠品している。
この変速機は形式がDA-200からRD-7200と変更されたデュラエースEXの最初期型で、生産期間は1年ちょいのモデル。
まずはプーリーを外す。
プーリーをバラすとブッシュと金属プーリーが固着していた。
ドライバーで抉っても全く動かないので、叩き出すしかないか。
ポンチでブッシュを打ち出し、グリーススプレーを塗布してスムーズに回転するようにした。
こういう時、万力やポンチ、油脂類が手元にある職場はありがたいな(笑)
この金属製ガイドプーリーは横方向のガタがほとんど無い。
横方向のガタが無いとシフトレバーのレスポンスは良いけど、操作がシビアで、すぐガチャガチャとチェーンノイズが出る。
インデックスシフトになってから、ガイドプーリーに適度なガタが設定され、調整しやすさにつながっている。
パーツ類を一通りクリーニングしてから、プーリーを取り付けてケージを組む。
本体側はスプリングケース内の清掃とグリースアップ、パンタアーム内の清掃を行う。
ボディとケージを組み付けて、動作を確認してとりあえずこれで終了。
あまりピカピカに磨くのは好きでは無い。
適度に使用感が出ている程度で充分。
ワイヤー押さえボルトが元々欠品しているので、帰宅してパーツストックを探そう。
トータル2時間ほどの作業だった。
帰宅中に野原に水道が出ている空き地前を通ったら、タンポポの綿毛がいっぱい出ていた。
夕暮れ時のちょっと不思議な光景になった。
草も伸びてきたので、もう水道も隠れてしまうだろう。
帰宅してスペアパーツ箱を探すと、デュラEXの本体破損品があり、ワイヤー押さえネジも付いていた。
良かった、これでこの変速機も完品になった。
明日からGWの前半の休みに入る。
27日(土)の京王閣フリマに、この変速機も持っていく予定です。