土曜日にわたらせサイクルパークに行った時に、ホタカのブースで中国WheelTop社の電動コンポEDS (Electronic Derailleur System)が付いた車両が展示されていた。

 

 

EDSは完全無線電動変速機で、今年4月からホタカから販売されていて、7段から13段までのスプロケットに対応するという。

このEDSが気になり、一度操作感を試してみたいと思っていた。

 

 

今回操作したのは「EDS TX」というF側2S×R側7~13S対応のワイヤー式ブレーキ対応モデル。

 

 

ブレーキも油圧ディスクブレーキとワイヤ引き仕様を選べる。

また「レース」と「カジュアル」の2種類の変速スピードモードを選択可能という。

  • ワイヤーブレーキモデル 概要
    • 内容物 ブリフター(ブレーキ+シフター一体型レバー)/FD/RD/充電ケーブル
    • カーボンレバー仕様 TX-RA6000 / 110,000円(税込)
    • アルミレバー仕様 TX-RA6100 / 102,300円(税込) 
    •   
  • 油圧ディスクブレーキモデル 概要
    • 内容物 ブリフター/FD/RD/ブレーキキャリパー/充電ケーブル
    • カーボンレバー仕様 TX-RA7000 / 128,700円(税込)
    • アルミレバー仕様 TX-RA7100 / 121,000円(税込)

 

また 「EDS OX」というフラットバー用電動変速機モデルもある。

    • R変速機のみで7S~13Sに対応
    • スプロケット歯数に合わせた3種類のケージサイズ
    • 手の小さい人にも使いやすいショートストロークスイッチ
  • 内容物         シフター/RD/充電ケーブル
  • 希望小売価格 81,400円(税込)

 

試乗車と言ってもトレーニング台に乗ったEDS TXが付いたバイクで、試走はできないが、ペダリングしながら変速操作が出来る。

 

ちょっと小さいサイズだけど、さっそく跨って変速操作をしてみる。

 

 

ブレーキレバーを握った感じも違和感はなく、変速ボタンの位置も悪くない。

 

 

電動操作ボタンを操作してみると、ボタンをしっかり押し込む感じ。

Di2やE-Tapがスイッチ操作的だったのが、EDSは機械的な操作感に感じる。

 

RDの変速レスポンスは11SのE-Tapくらいの反応性だが、FDは動作が重く感じた。

 

 

今回の仕様が「レース」なのか「カジュアル」なのかは聞き忘れた。

 

値段的にはシマノ105のDi2仕様が15万円程度なので、EDSは超格安というほどではないが、旧世代の変速システムに対応できる点が大きく、無線電動変速機は取付けが楽な点が良い。

 

 

ただバッテリーは変速機に内蔵で、E-Tapのように交換できないという。

ここら辺はシマノやSRAMのパテントで固められている部分なので、致し方ないだろう。

 

個人的にはタンデムをドロップ仕様にする時にEDSを使ってみたいと考えていた。

まだFDを使うか、Fシングル仕様で使うかは決めきれていない。

 

でも今回、ブレーキレバーを握り変速操作できたことで、いろいろ参考になった。

ホタカさん、対応してくれた鈴木光広さん、ありがとうございます。

 

他にも中国製無線電動変速機はあるので、今度のサイクルモードで他もチェックしよう。