今年も買って使ってみたパーツ、用品などの振り返りを。
今年は日本(分割)一周で使ったパーツや用品が多くなった。
グラベル系ハンドル
グラベル車のハンドルは下ハンが開いたフレアー形状が特徴で、ドロップ量とリーチが少ないハンドル形状で下ハンを握った時にコントロールしやすい。
通常のドロップバーだとドロップ量は120~130mmで、下ハンを握った時に前傾がキツく感じる。
しかしグラベル系ハンドルはドロップ量が100mm前後で、下ハンを握っても前傾が強くならない。
また外に開いているフレアー形状は下ハンを握っても肘が外を向く事でリラックスしてブレーキレバーを握れるのでコントロールが楽になった。
最近のアルミバーは熱間で曲げ加工してから熱処理をして硬くするようで、ハンドルを急角度に曲げられるようになった。
アルミバーで急角度の曲げのグラベルバーが増えた要因だろう。
最近ではグラベル号だけではなくエモンダ号や、アルティメット号にもグラベル系ハンドルを入れている。
ハンドル形状で乗り方が変わり、下ハンを握ってもリラックス出来るようなった。
グラベルハンドルは今の自分に合ったハンドル形状で、現在サンエス扱いのDIXNAニーザー2をアルティメット号とTIME VXSで使い、
DIXNAバンディー2をウィンスポーツ・グラベル2と、TREK・エモンダSLR、アマンダ90t号で使っている。
グラベルバーの形状って、幅は狭いけど、昔のランドナーバーに近い形状だよね。
流行は繰り返すのか。
GRXのSTiレバー
グラベルバイクのSTiレバーは、初期の油圧STiレバーであるST-RS685を使っていた。
油圧ブレーキで11Sの機械式シフトのSTiレバーはこれしか無かった。
サスガにレバーの握りが太く握り辛いし、一気変速が2Sしか出来ないので、GRX (ST-RX810)に交換した。
交換して使ってみると、GRXのSTiレバーは、胴体が細身になり握りやすい。
GRXのレバーフードは模様が滑り防止になり、旧型STiより圧倒的に握りやすく出来ている。
シフトダウンもアップも一気に3S変速できるようになり、その操作感も質感が高い。
もっと早く交換しておけば良かったと改めて思った。
やっぱり10年分のパーツの進化は大きいね。
ドロップバー用Vブレーキ(BR-R353)
アマンダ90t号に入れる日本一周用として導入したロード用Vブレーキ。
長期ツーリングで安定して使えるブレーキを探していたが、シマノでロードVブレーキが有ったので試した。
MTB用より15mmほど短いが、その分ブレーキアーチの剛性は高く、ブレーキシューの取付部もしっかりしている。
ブレーキシューはカートリッジ式に交換した。
そのおかげで上位のブレーキシューを使える。
使ってみるとクリアランスがあるのでドロヨケが付けられ、ブレーキ力は強く、コントロール性も高い。
雨天時に乗るとあっという間にブレーキシューが摩耗するが、制動力が高い裏返しで、常にブレーキシューの予備を持って走れば安心だ。
安いグレードなので値段も3590円と安いが、品質に不満はなくドロップレバーで使うならこれで充分。
おかげでブレーキに関する悩みが無くなった。
ファイントラック ポリゴンULジャケット
日本(分割)一周で、暖かくて軽く携帯しやすいジャケットを探していた。
日本一周を完走した漢山も使ったジャケットで、ダウン並の保温力と高い通気性を誇る。
試着させてもらったら軽いのに暖かいので、気に入ってすぐに通販で買った。
実際の日本一周ツーリング中は、暖かい日が続いたので着ることはなかったが、コンパクト性が高く、収納で邪魔にならなかった。
実際に着だしたのは寒くなり始めた11月からで、ちょっと出かける時に携帯しやすい点がとても便利。
このジャケットは軽く暖かく何かと重宝している。
番外でワークマンパンツ。
ワークマン「サマーTRICO TECH EAZYワークカーゴパンツ」をカットしてツーリングパンツとして使っている。
細身のパンツで、ストレッチ性が高く、速乾性で、通気性が高く、着心地が軽い。
このパンツを履きだしてからは、レインウェアーのパンツを履かなくなった。
雨が降っても速乾性で、常にサラッとしていて布が肌にまとわりつかない。
2枚を交互にツーリングで使っていたら、サスガに布地の色が褪せてきたが、値段が1500円なので怒る気にもならない(笑)
サマーパンツと銘打っているので通気性は良いが、寒いシーズンは風通しが良いので履かない方が良い。
コスパがとても良いパンツなので、次のシーズンももう一枚買う予定。
今年はこんなパーツや用品が印象に残りました。
また来年も面白いパーツや、印象に残るパーツや用品を常にチェックしたいと思います。