月曜日の朝8時に職場到着。

川越遠征が終わり、職場に出社するのは7日ぶり。

 

朝、同僚から驚きの言葉を告げられる。

「ヤナちゃん、死んじゃったよ」

金曜日に連絡が取れなくなり、親族が見に行ったところ亡くなっていたと言う。

 

ヤナちゃんはワタシと同い年で、ほぼ同時期に出向で同じ職場に来た。

職種が違うので仕事上の直接的な付き合いは少ないが、話はよくしていた。

最後に会ったのは月曜日の風呂場だったか。

 

お酒が好きで、食事をしないで黙々と飲むタイプ。

食べながら飲んだほうが良いんじゃない?と言っても、酒が不味くなるからなあ、と笑った。

63歳で死ぬのは早過ぎるが、自分でも長生きできないと言っていた。

酒を飲む事がヤナちゃんの生き様だったのだろう。

 

ワタシは60歳前後で他界する同僚を、少なくない数を見送っている。

空を見上げても曇り空で先は見えない。

先立たれる淋しさを噛みしめる。

 

通夜は明後日なので、最後にヤナちゃんの顔を見に行こう。

 

 

先日、業界の人にお借りしたNITTO /日東の100年史。

 

 

 

大正12年の創業からハンドルメーカーである日東の進んだ軌跡が分かる。

 

日東は創業100年も経ったのかと驚きつつ、中を覗いてみると、創業者は女性社長で改めて驚く。

 

 

日東のシートピラーのナンバーリングは創業からの経過年と言う事を知った。

 

 

これは創業65周年記念の「S65」だが、頭のSは創業の「S」なのか?

 

ダニエル・ルブールも日東のハンドルステムをイラストにしているんだな。

 

 

ワタシも日東のパーツを継続的に使ってきたが、やっぱりシートピラーが多い。

 

 

日東のピラーはナチュラルなアルミカラーで、黒は1本も無し。

やっぱりアルミカラーのパーツが日東の魅力だと思う。

 

 

この日東の100年史は一般には出回らないので、こうやって日本のパーツメーカーの社史を読めるのはありがたい。

Iさんありがとうございます。