先日の荒サイフリマでフリマ友達のノマドさんから頂いた古い雑誌。
昭和52年(1977年)のアサヒグラフ8月26日号。
表紙はかなり懐かしい岡崎友紀さんのビキニ姿。
60代以上の方は「おお!」と思ったのではないか(笑)
これを見せたかったわけではなく、一般の雑誌にツール・ド・フランスが20P近くも特集されているのが興味深い。
この年の優勝者はフランスの「ベルナール・デブネ」で、2度目の優勝になる。
乗るバイクは当然プジョーだ。
当時の有力選手も出ている。
右上は33歳になったエディ・メルクスで、左下はヴァン・インプ。
メルクスは33歳なのに「老いぼれ」扱いされたとある。
今ならまだ円熟期だよな。
白黒ページではプロローグからゴールまでの各ステージの記録が出ている。
選手の名前は、いまの読み方とずいぶん違うのが面白い。
このツール・ド・フランス特集記事は、サイクルカメラマンである三宅寛さんが撮影と文を担当している。
同じ年のサイクルスポーツではどうだったのだろうかと興味を持ち、本棚の奥から1977年サイクルスポーツ9月号を引っ張り出した。
やはりツール・ド・フランスの特集がカラーページ10Pで取り上げられていた。
こちらは雑誌のサイズが小さいので、フォントがかなり小さいが、専門用語が多く専門誌的な取り上げ方されているのが分かる。
こちらもプロローグから最終ステージまで説明しているが、撮影は同じ三宅寛さんだが、文はアマンダの千葉さんが担当しているのが興味深い。
それにしてもワタシが知る限り、アサヒグラフという一般雑誌で海外の自転車レースが特集されたのは初めてではないだろうか。
三宅さんもサイスポだけの取材では取材費をペイできないので、いくつかの雑誌社に持ち込んだのかもしれない。
そう考えると興味深い本を頂いた。
ノマドさんは背表紙に出ている債券貯蓄の確定利回りが年7%ってスゴイよね〜と話していた。
確かに現在は個人向け国債の金利は0.05%程度だったはず。
うーむ、時代を感じるな(笑)
ノマドさんありがとうございます。