朝5時半起床。
ラブホで起きる朝。
ラブホは部屋が広いし、風呂も大きいし、TVも大きい。
しかも朝食もついていてかなり快適だった。
コレからラブホも宿泊対象にしても良いかも(笑)
外に誰もいないことを確認して6時45分に出発。
今日は九州最東端の鶴御崎半島の先端まで行く予定。
鶴御崎は宇和海に突き出す半島で、かなり景色が良いらしい。
大分から臼杵、津久見、佐伯とアップダウンをこなして行く。
今日はまだ涼しいので走りやすい。
佐伯市から鶴御崎に向かうが、岬まで片道35kmもあり、往復だと70kmなので4時間近くかかりそう。
途中で補給ができそうもないので、コンビニで食材を買い出しする。
海沿いに進むと、だんだん景色がローカルな風景になってきた。
定番の「岬めぐり」を歌いながら海沿いの道を行く。
途中で海に突き出す半島の上にドームが見える。
グランピングのテントかと思ったが、デカすぎるか。
ちょっと寄ってみると、ココは「丹賀浦砲台公園」という太平洋戦争時の砲台跡と言う。
しかしここの砲台は、当時、試射を行なっているときに爆発事故が発生し、16人!が即死する大事故があったそうな。
折角なので200円払って見学コースに行く。
上までは専用リフトがあるが、運転手は付かず、客がそのままボタン操作して上がるというアバウトさ(笑)
リフトを操作して上がると、砲台基部に出た。
巡洋艦「伊吹」から外した30cm2連の加農砲がここに設置されたのは昭和17年の事。
軍用艦の大砲のデカさがわかる設備が残っているが、ココでそんな爆発事故があったとは。
爆発事故を起こした原因はわからないが、壁面に傷跡が残っていた。
ドームの外に出ると九州と四国の間の宇和海と呼ばれる海で、とても景色が良い。
こんなのどかなところに砲台跡があり、しかも大爆発を起こした事故のことは知らなかった。
下から見えたドームはこの砲台跡を保護するドームだったのだ。
見学していたら13時を周ったので、本来の目的地である鶴見崎岬に向かう。
鶴御崎灯台は、海沿いからかなり上らねばならないが、昼食前で力が入らずバテバテで灯台下に到着。
鶴御崎灯台は高台にあるので景色が最高。
やっぱり頭に載せる。
灯台の奥にある九州最東端の展望台にも行ってみる。
ニョロニョロみたいなのは半島の形をしたキャラか?
ココも景色がとても素晴らしい。
岬下の東屋で遅めの昼食を食べながら今日の宿を探す。
今日は土曜日だし、もう15時近くなので、予約できるかを危ぶんでいたが、最初に連絡した延岡市のホテルを確保できた。
しかしもう15時過ぎなのに、残りの距離は70kmちょいあるので、今日も残業確実だな。
また同じ道を35km戻り、佐伯市からR10号で、延岡市方面へ。
R10号は日豊本線と川の脇を走っているが、交通量が少なくて走りやすかった。
距離が減るのが楽しみにして淡々と走る。
途中にあった沈下橋。
雰囲気が良かったので国道から降りてみた。
橋の下を見ると水がとてもキレイで、深さ3〜4mあり、魚もかなり見える。
さあ、宿までもうちょいなので、頑張ろう。
延岡の宿には19時30分に到着で、なんとか暗くなる前に到着できた。
今日の走行距離は183kmと3日前より2km余分に走り、今までの行程の中では最長になった。
昨日、楽した分をちょっと取り戻した感じ。
それにしても九州は四国より大きいので、なかなか大きく動けない。
明日は宮崎方面に走るけど、宮崎だと90kmも無いので、宮崎よりもうちょい南に行きたい。