エロイカジャパン二日目。
朝起きた時点では雨が降っておらず、何とかこのまま持って欲しい。
会場に7時前に入ると、ロングコースは中止で、130kmのミドルコースはもうスタートした後だった。
いつも通りフリマ出店準備して、CAMBIO工房 修善寺店をオープンするが、ライドイベントはスタートするとお客さんが少ない(笑)
こんな朝はマロカフェをオープンし、コーヒーを頂く。
野外でコーヒーを飲むのは格別。
他のブースにコーヒーを配ってマロカフェをアピールも忘れずに。
ショートコースは70kmと35kmのコースがあり、10時頃スタートになるので、ライダーが集まってきた。
雨は降ったり止んだりだが、ライダーはクラス別に元気にスタートしていった。
ライダーを見送った後は他のフリマブースを廻る。
ココのブースではオリジナルボトルや手曲げのボトルケージを展示していた。
アルミボトルも、ボトルケージも大変手間がかかっているなと感心。
カンパニョーロ・ヌーヴォレコードRDにワイドレシオのスプロケットが使えるケージが付いている。
仕上げはキレイだし、アップダウンの多いエロイカでは使えるアイテムだと思う。
ケルビムのブースで展示されていたのは、「LYGIE/リジー」という東京オリンピックで走ったと言うイタリアのバイク。
フレームの造りはチネリより古い世代に見えるが、よくよく見ると繊細さと力強さが同居した素晴らしい出来だった。
エロイカは普段のフリマと違う出店があるのでブースを見て回るのは面白い。
15時からエロイカセミナーがあり、今日も今野真一さんがスピーチするので、聴きに行く。
前半は今野兄弟が手がけた「ケルビム・三連勝・MIYUKI」の3ブランドの話。
後半は「自転車デザインを語る」で、現在のフレームデザインについて語ってもらった。
今野仁さんが使っていたと言うパイプは、ナベックスラグカットになっていて面白い。
展示してあった3連勝の初期エアロバイクはハンドル動作が奇抜な構造だ。
そんなバイクが造られた経緯の話はとても面白かった。
トークショーが終わったのは16時で、ミドルのライダーもほぼ帰ってきたようなので、我々もお店の撤収を始める。
17時には撤収が終了して最後のビンテージバイクコンテスト表彰式を待つ。
表彰式は修善寺駅コンコースで18時半から行われた。
グループ1ではダイサクくんの1940年代ロードバイクが。
グループ4ではエディ・メルクスが。
そして今回、ビンテージバイクコンテストのナンバーワンを獲得したのは「MOTOCONFORT」
もともとフランスの完成車で、ラグの塗装や、線引きで手間がかかっているが、ボロボロでホコリまみれだったバイクをバラし、手間暇をかけて全ての部品を磨いてこの状態に持っていったのが評価された。
そしてサプライズが!
今回、「エロイカ グランド マエストロ」と言う賞を頂いた。
この賞は変速機データブック造りがビンテージバイク界に貢献があったと評価をして頂いた。
驚いたが、変速機データブックを造った事が評価の対象になったと言う事は素直に嬉しい。
今回選考して頂いたエロイカジャパンの皆さん、データブック造りに協力してくれた多くの皆さんに感謝感謝である。
最後にじゃんけん大会をやって19時に表彰式は無事終了。
雨は降っているが、高速は混んでいなかったのでのんびりと帰る。
当日出た「伊豆日報」でエロイカジャパンの記事が取り上げられていた。
サイクルスポーツセンターで行われた全日本トラックより上の取り上げられ方(笑)で、エロイカの扱いが素晴らしい!
ミカプーがエロイカの様子をYoutubeにアップしてくれた。
その1
その2
見てくださいね〜
CAMBIO工房ブースに遊びにきてくれたみなさん、マコトにありがとうございました。
さて、関東で残るフリマイベントは荒サイフリマだけになった。
皆さ〜ん、よろしくお願いします!