三連キューが終わり今日から仕事。
しかし今日から神経治療が始まるので、2週間ほど半休で治療センターに通う。
面倒だが症状を進めない為にも仕方ない。
昼食を食べて、治療センターに入り13時半から治療を行い15時に終了。
治療センターが職場から近くで良かった。
早く終わったので、余った時間で氷川神社に行く。
やっぱり地元の神社に新年のご挨拶に行っておかないと。
流石に神社境内では写真を撮るのは不遜なので、ちょっと遠くからの写真。
松の内も終わったが、境内は結構な参拝客が来ていた。
氷川様にご挨拶ができて良かった。
先日、旧い自転車雑誌をチェックしていた時に発見した記事。
ニューサイ1972年11月号に日本で造られたチタン試作車の記事があった。
チタンの試作車は東邦チタニウムという会社で造られ、スポーツ車ではなく実用車で行われている。
東邦チタニウムは1953年創業の金属チタンの製造販売を行う会社で、現在でも存続するチタン専門メーカーである。
そんなチタン専門メーカーがどんな経緯でチタンの実用車を造ったのかは分からないが、とりあえずチタンで自転車を造ってみようという試みだったようだ。
いくつか乗っている写真を見てみると、実用車なので見た目は無骨で、その溶接痕もかなりゴツい造り。
チタンの特性としてヤング率が低いと書かれているが、このチタン実用車の試乗はしてないようだ。
どんな乗り味だったのだろう。
Rキャリアーまでチタンで造られていた。
おそらく日本で造られたチタンバイクとしてはこれが一番最初だったんだろうね。
世界初のチタンフレームを出したイギリスのスピードウェルは、1972年5月頃からチタンのロード用とトラック用フレームを販売した。
これはサイスポ1972年12月号に沼勉さんがレポートしたパリショーの記事。
スピードウェルのフレームをKALKHOFF/カルコフというブランドで発売し、ドイツの選手がミュンヘンオリンピックで乗って銅メダルを取っている。
それにしてもチタン後進国と思われた日本で、早い時期にチタンフレームの取り組みがあった事を初めて知った。
これがレーサーだったら当時の雑誌でもっと取り上げられていただろう。
実に惜しいチャレンジだったと思う。