先週末、パーツの整理をしてクイル型のステムをひとまとめにした。
栗田商店から引き取ったパーツの中には鉄の溶接系ステムが多く、結構なストックになった。
ストックの中も含めるとITMエクリプスのステムが多く、数えてみると110mmから150mmまで合計7本もあった。
こういう鉄溶接ステムは80年代から始まったMTBブームに引っ張られるようにロードでも鉄溶接ステムが数多く出た。
その根本は90年代初期にMTBレジェンドのジョン・トマックが使ったTiogaのT−Boneステムの影響が大きい。
ステムの高級品はアルミが当たり前と思っていたところに、鉄パイプをTig溶接でがっつりくっつけた無骨なデザインにやられた。
重量もそれほど重くない。
中古市場ではアルミで仕上げのキレイなステムの人気が高く、鉄の溶接系ステムはイマイチ人気がないが、ワタシはこういう鉄溶接系のステムが好み。
ロード系鉄ステムで代表的なのは、上から日東・UI、ITM・エクリプス、3T・プロクローム、チネリ・ピノキオといったところ。
個人的には金属の質感とメッキの質がいいチネリ・ピノキオが好き。
赤いボルトキャップも可愛いし。
実用で使うならハンドル交換しやすい日東・UIのオープンクランプが使いやすい。
個人的には好きな鉄ステムだけど、ステムはそう壊れる部品ではないのでこれほどのストックは必要ない。
ITM・エクリプスも最大長の150mmと、使う可能性のある120mmの2本あれば充分で、これからメンテしてフリマで出していこう。
それにしても春のフリマがないのは残念だねえ。