バイクのメンテで一番使う工具といえばヘックスレンチ(6角レンチorアーレンキ)だ。
バイクメンテでは6角ボルトやドライバーソケットの部位が少なくなったので、
ラチェットレンチやスパナ等の使用頻度は少ない。
最近は「トルクス」も増えているが、やはり主流はヘックスだと思う。
 
ワタシがメンテで主に使っているのは、HAZETのグリップヘックスレンチ。
ワタシはグリップ付きが握りやすく使いやすいのと、工具を探しやすいので、
ずっとグリップヘックスレンチを愛用していてHAZETで4種類目。

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HAZETの前はオレンジ色のハンドルで有名なBETAを使っていた。

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使い比べるとBETAの軸は頑丈で、HAZETの軸は微妙なしなりがある。
HAZETは折れそうな危ういしなりではなく、剛性を持った適度なしなり。
良い材質を使ってよい仕上げをしている工具だなと思う。

HAZETはグリッップの形状が秀逸でとても使いやすい。
1.5~6mmの6本セットで買ったが、できれば8mmも欲しかった。
 
全体の大きさはBETAのほうが一回り小さいが、
バイクにはこれくらいの大きさが使いやすいかも。
 
残念ながらBETAは国内の扱いがなくなってしまった。
現在、BETAは車載工具で使っている。
 
 
最近はグリップレンチばかり使っているので、使用頻度が低いL型ヘックスレンチだが、
WERAのL型ヘックスレンチはいざという時に重宝する。

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硬く締まっているネジを廻す場合、たいてい工具のほうが強いので、
ネジの6角穴を傷めてしまうが、WERAの先端形状はHEX-PULSという面接触形状なので
6角穴が傷んでもWERAなら廻せる。
30%高いトルクを掛けられるというのも信じられる。

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WERAのL型ヘックスレンチセットは緑ハンドルが有名だが、
ワタシはサテン仕上げが好みでこちらを買った。

これのおかげで何度助かったことか。
最後の最後で頼りになるヘックスレンチだ。
 
  
もう一つ、ワタシが良く使うのはヘックストライバー。
本締めには使わないが、早回しができるので作業時間の短縮になり、とっても便利。

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使っているのはドライバーで有名なPBを使っているが、
PBのハンドル形状は硬質で好みではない。

ヘックスドライバーはあまり多く種類が無いのでそのまま使っていたが、
WERAでも作っていることが分かった。
ただし先端はボールポイントではないので使いやすいかどうかは分からない。
WERAのヘックスドライバーも使ってみようと思う。


評判がイイ工具も自分に合わない事が有る。
工具の使い勝手なんて結局、感想でしかなく、工具の善し悪しではない。
自分に合うか合わないかだ。
工具は自分の手の延長なので、使いやすいかどうかは自分でしか分からない。

コレが工具探しの楽しみなんだが。