早安 !
台湾在住ブロガーのCAM(キャム)です!
(自己紹介は こちら から)
※コメントの返事についてやブログを活用するときに
知っていていただきたいことをブログ記事の下の方に書いています。
長いですが、ご覧いただければうれしいです
台湾のさらなる魅力を発見する旅
今回は高雄の左營エリアにある
「再見捌捌陸
臺灣眷村文化園區」
(再見八八六-台湾眷村文化園区)
を紹介します
ここは明徳新村という場所で
かつて「眷村」として
利用されていた区域を
文化園区にしています。
眷村(けんそん/juàn cūn)
というのは、
1949年以降に台湾に移り住んだ
中国大陸から来た軍人たち、
またその家族など
(外省人と呼ばれています)
の居住区として用意された場所です。
眷村と言われると
ピンと来ないかもしれませんが、
台北の「四四南村」とか
台中で人気のスポット「彩虹村」も
眷村として設けられていたエリアです。
(今「彩虹村」色々ありまして観光向けにはオープンしていません…)
その後、
古い建物を整備していくため、
多くの眷村は団地のような
集合住宅の大きなビルに
建て換えられたり、
道路整備や公園など
別の用途に用いられたりしました。
眷村も台湾の歴史の中の
重要な文化の1つということで
特色のある眷村を
保存地区として残していこう
という動きもあり、
現在、国防部により13の眷村が
保存區と指定されているようです。
高雄の眷村は、
こちらの
「再見八八六-台湾眷村文化園区」
の入園は大人1人35元。
高雄市民の方は25元です。(証明持参必須)
「再見八八六」という
園区の名前は、
2005年の国防部の統計で
台湾全土の眷村が
合計886か所だったことから
消えつつある眷村文化が
きちんと保存されて
後世にも残るようにとの願いを込め
「再見八八六」(サラバ八八六)
としたんだそうです。
2018年にオープンした新しいスポット。
新幹線左営駅から
徒步で約30分という場所なので
訪れる際には左營駅から
タクシー利用がいいかもしれません
見学施設は靴を脱いで
入ったりするため
一度サンダルに履き替えて
入園してくださいとのこと。
(自分の靴でも
よかったらそれでもいいそうですが、
施設へ入る時に靴の脱ぎ履きが必要)
レンタルするサンダルは
ABCDと大きさがあり、
この板で自分に合ったサイズを
探すことができます。
私はBサイズ!
台湾サンダルとしてお馴染み
「藍白拖」でした!
かわいい
明徳新村は日本統治時代に
海軍の将校宿舎が建設された場所で
日本風の木造家屋が並びます。
現在見学できる園区はこんな感じ。
約2万坪の敷地に
58棟の軍人宿舎が
あったんだそうです。
中曽根康弘元首相が
軍時代にここに住んだことも
あったそうですよ。
建物の中も入れます。(土足厳禁)
木造の梁がきれいですね。
木が新しく見えるので
補修してあるのかな?
縁側のある造りが
日本風建築を感じますね。
中の展示は
眷村の歴史や文化を紹介しています。
こちらはIDカードみたいな証明。
展示してもOKという人たちの
資料がこれだけ集まったのも
すごいですね。
眷村の中が街みたいになっいて
娯楽施設なども備わっていたそうです。
こちらは当時のバーを再現した部屋。
ドラマ「カムカムエヴリバディ」
に出て来るレコードカフェ
みたいな雰囲気ですね。
メインのエリアから
歩いて違う入り口に行くと
將軍好宅「お洒落な将軍邸」
という施設も見学できます。
こちらは位の高い将校が
住んでいたという建物で
内装が豪華。
少し前に大流行した
“テトリスチャレンジ”風に
眷村の文化を展示して紹介しています。
展示アイデアがいいですね。
こちらは眷村の食文化を
紹介している部屋。
オタク氏の親戚の中にも
外相人の伯父さんが
いるのですが、
旧正月にその伯父さんに
ご挨拶に行くと
水餃子を食べていたりします。
(中国では
昔のお金の形に似ているから
春節に餃子を食べる風習が
あるエリアがあります)
このエリアは海軍の人たちが
利用していたので
海軍にまつわる展示も。
チャイナドレスを着られる
場所もあったのですが、
サクッと簡単に着る用になっていて
服の上から着ました。
園区内には
文創アイテムのお土産などを
販売している場所もあります。
また違った側面から
台湾の歴史や文化にふれてみるのも
いい体験になりそうですよね。
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台湾ブロガー・フリーライターCAM(Mikiko)
住在臺灣的日籍部落客(布洛客)・作者/作家・記者
日本人Mikiko/石井 三紀子
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総統府に宿泊しました。
https://www.youtube.com/watch?v=huMjEg558fw
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