キネシオテープの問題点 | 湯たんぽのブログ

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 さまざまな難病治療にいわゆる代替医療を用いて対処している『湯たんぽ』が日頃考えていること、経験していることを書きます。難病のなかでも、線維筋痛症や慢性疲労症候群の病態や治療を中心に書き込みます。

 線維筋痛症の患者さんは、痛みが強いので、藁にもすがる思いでキネシオテープを使おうと思った方もいらっしゃると思います。

 

 キネシオテープはギブスのように重くはありません。

軽量であることが利点です。

しかし、筋肉の補助をするために使うものですので、強く貼った方が効果が高いと誤解する方が出てきます。

キネシオテープは強く貼らないでください。

裏の紙を剥がした状態で、最も伸びる長さの半分程度の張力で貼ると効果的です。

あまりピンピンに貼ると皮膚が剥がれます。

表皮剥離と表現しますが、皮膚が剥けてしまいます。

そこに再び貼るのが難しくなります。

 

無理しないことが大事です。

 

 青山・まだらめクリニック