左手の回外動作で痛みが出ている、元慢性疲労症候群の患者さんの話 | 湯たんぽのブログ

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 さまざまな難病治療にいわゆる代替医療を用いて対処している『湯たんぽ』が日頃考えていること、経験していることを書きます。難病のなかでも、線維筋痛症や慢性疲労症候群の病態や治療を中心に書き込みます。

 かつて慢性疲労症候群でPS 8だった方を治療しておりました。

約2年かかりましたが、社会復帰できました。

慢性疲労症候群をターゲットにした治療は必要はなくなったのですが、何らかの症状があるとすぐに受診されておりました。

 

 今回は右手には問題がないのですが、左手の手のひらをテーブルの上に載せた状態から親指をテーブルから離し、手のひらを天井に向ける動作をすると前腕部の手の甲の一部が痛くなる、症状のために受診されました。

 

 この方は綿花を利用した、まだらめ式間接灸のエキスパートです。

痛む部位にお灸を繰り返したが痛みは改善しないとおっしゃるほど、レベルが高いのです。

 

 診察すると悪いのはご自分で考えていた前腕部の手の甲側の問題ではありません。

前腕部の手のひら側、つまり屈側に問題がありました。

しかもそこが悪くなる原因としては上腕二頭筋にあることが判明しました。

さらにその原因を探ると、左肩関節周囲に問題がありました。

さらにその原因を探ると、右膝付近に原因があることがわかりました。

 

 右膝付近のツボを指で刺激すると、この方が訴えていた左前腕部手の甲がわの筋肉の圧痛がほぼ消失しました。

このツボが悪くなる原因を探すと、それはないこともわかりました。

最終的な刺激するべきポイントとしては右膝付近のツボであることが判明したのです。

 

 このツボに綿花を利用したまだらめ式間接灸で刺激し、仕上げに気診治療を行いました。

 

 痛みの治療では痛む場所を刺激したのでは治らないことも多いのです。なるべく原因に近いところで治療するのが治るために必要なことです。

 

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所