身体に刺激が加わると様々な変化が出てきます。
知らず知らずに痛みから逃れるような姿勢になるので、筋骨角系に負担がかかるようになります。
その負担はわずかなものかもしれませんが、その刺激の持続時間は長いものですから影響は後になればなるほど大きなものになっていきます。
最終的には股関節に負担がかかるようになって、全身に影響が出てきます。
その場合には特徴的な筋肉の変化が出てきます。
こういった場合の治療は多くの経験があります。
治療法自体も沢山あります。
最近発見した方法が比較的判りやすい部位にあるツボを刺激することです。
前述のように全身に影響が及ぶと臀部の筋肉が緊張してきます。
この緊張した部位を直接刺激して改善させるのはかなり難しいことなのです。
そこで問題の部位とは違うツボ刺激をして改善させるという治療法が出てきます。
今回発見したのは臀部に変化が出てくる経絡上にあると考えられるツボなので、ある意味では新鮮さはありませんが、これまでにそのツボ自体の刺激をするという記載がなかったので、ある程度新しい治療法と考えております。
ツボ刺激の歴史から考えると、全く新しい方法ではないと思いますが、少なくとも近年ではあまり注目されていないツボだと思います。
比較的刺激しやすいのがありがたいことです。
効果自体も患者さん本人が実感してできる程度のものがありますので、1日にある程度の頻度で刺激していただければ痛みだけではなく、様々な症状も改善する可能性が高いと考えております。
