線維筋痛症は治る病気です。 | 湯たんぽのブログ

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 さまざまな難病治療にいわゆる代替医療を用いて対処している『湯たんぽ』が日頃考えていること、経験していることを書きます。難病のなかでも、線維筋痛症や慢性疲労症候群の病態や治療を中心に書き込みます。

 慢性疲労症候群や線維筋痛症は難病とされております。

かく申す湯たんぽが、この二つの病気治療に参加した当初は全く歯が立たない難しい病気でした。

しかし、地道に検討を重ねた結果、今では治せる病気になりました。

残念ながら100%治せるわけではありません。

 

 少なくとも改善させることはできるようになってきました。

それは治療法を変えたことが最大の要因です。

かつては某大学病院に所属していた時代はリウマチ科と精神科と東洋医学研究所の3か所で薬物治療を行なっておりました。

慢性疲労症候群は極めて例外的に治る症例が出ましたが、改善する程度の治り方が大半でした。

それでも当時は日本で最もいい治療成績だったと考えております。

 

 その後どんな治療法でも構わないので、病気を治すことを目的にした青山自然医療研究所を設立していただきました。

その時から薬物治療ではなく、湯たんぽを活用して冷えを改善させることと筋肉のこりを治すために、注射の針を利用した刺絡と針やモグサの替わりに気を用いて治療する気診治療の組み合わせで治療するようになりました。

 

 当初は慢性疲労症候群や線維筋痛症の患者さんは少なかったのですが、治療成績が結構良かったので、西岡先生が始めた線維筋痛症研究会に発足前から声をかけていただきました。

 

 やがて綿花を利用した、まだらめ式間接灸を治療に取り入れるなどの変化がありましたが、薬物治療から東洋医学的な物理的刺激を中心とする治療法に替えたら、慢性疲労症候群では42%が、線維筋痛症では35%が治癒する結果が出ました。

最近ではもっと治療成績が向上しております。

 

 さらに同様の治療を続けているうちに、前述の綿花を利用する間接灸を中心にすると症状が改善する速度が速くなること、さらには治癒するまでの期間が短縮できること、加えて治療のコストが安くなることが判明してきました。

これらのことは疲労学会・線維筋痛症学会で発表してきました。

 

 線維筋痛症学会では重鎮の先生から、一般的に治癒例では圧痛点が消失しないけれども圧痛点が消失するのは類のない治療効果であるとのお言葉をいただいております。

 

 しかし、世間的には線維筋痛症が治るというのは詐欺である、と某クリニックのHome Page に掲載されているように、線維筋痛症の治療に対して偏見があるようです。

しかし、事実は事実です。

 

 自分の経験で治らないから湯たんぽの言っていることはおかしい、というような批判はお門違いです。

なぜならば、湯たんぽと同じ治療法で治療してないでしょう!

追試もしないで間違っていると批判しているのと同じことです。

 

 線維筋痛症も慢性疲労症候群も治る病気です。

 

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所