自己流で2年間治療していた慢性疲労症候群の患者さんの話 | 湯たんぽのブログ

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 さまざまな難病治療にいわゆる代替医療を用いて対処している『湯たんぽ』が日頃考えていること、経験していることを書きます。難病のなかでも、線維筋痛症や慢性疲労症候群の病態や治療を中心に書き込みます。

 50台前半の男性患者さんが受診されました。

約2年前から疲労倦怠感が著しく、いろいろな病院を受診して検査では異常がないのですが、仕事できない状況にまで追い込まれた方です。

途方に暮れて当クリニックを受診されました。

 

 症状が出始めた頃から針灸治療を受けていたそうです。

当初はその針灸治療を受けると楽になったそうですが、徐々に効果が短時間化し、最近では治療を受けた直後には効果が切れてしまうようになっているそうです。

 

針灸治療にはいろいろなやり方があります。

何しろ人間国宝にならなければおかしい程の名人から、針灸学校を卒業したての針灸師まで、術者のレベルに差があります。

 

 不幸な事にこの患者さんの受けた治療は名人の治療ではなかったように思います。

 

 診察すると身体の冷えが目立ちます。

手足だけではなく、体幹部も冷えておりました。

おなかはガスが貯まって太鼓のような状態です。

おなかのガスがあると、首・肩・背中・腰・大腿部の筋肉のこりがでてきます。

この状態で筋肉の凝りの対処をしても、すぐに効果がなくなります。

 

 湯たんぽ美人を使うと、ご自身が冷えているのに初めて気付いたようです。

首・肩・背中の筋肉がバリバリに凝っております。

頭部にはうっ血が多く、広範囲に皮膚が赤くなっております。

冷えているから筋肉のこりが治り難いのです。

 

 この状態では眠りの質が悪くなり、疲れが回復し難い状況となります。

 

 この状態で簡単に症状を改善させるとすれば、首のスジを刺激する事です。

綿花を利用した、まだらめ式間接灸で首のスジを刺激すると頭がスッキリしてきた、とおっしゃいます。

脳にあったうっ血が減り、脳全体の血液の流れが改善してきたと推測できます。

 

 わずかな刺激でもこのような変化がでてきておりますので、このような方向の治療をすれば改善するだろうと推測できます。

あとはご自分でもこのような治療ができるようになれば、治るスピードが速くなります。

 

 次回から綿花を利用した、まだらめ式間接灸と気診治療の組合わせで治療を始めます。

 

 

青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://www.dr-madarame.com/