首のこりをほぐすことの利点 | 湯たんぽのブログ

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 さまざまな難病治療にいわゆる代替医療を用いて対処している『湯たんぽ』が日頃考えていること、経験していることを書きます。難病のなかでも、線維筋痛症や慢性疲労症候群の病態や治療を中心に書き込みます。

 何回か首のこりをほぐすと、慢性疲労症候群や線維筋痛症の症状が改善することを書き込みました。
首にある、特殊なポイントを刺激すると首まわりの筋肉のこりが改善しやすくなるのです。
この事実を発見したのは昨年末頃でした。
その後臨床経験を積み、いろいろな病態で効果があることを発見してきました。

 かつて交通事故が多かった時代にはむち打ち損傷が多く、治りにくい病態として有名でした。
むち打ち損傷と診断されると患者さんがあきらめてしまい、リハビリなどを十分にしなくなり治らなくなってしまうために、整形外科学会(?)が病名を変更したほど治りにくい病態でした。

 約2ヶ月前にも、交通事故にあって首が動かなくなった患者さんが受診されました。
3ヶ月間リハビリをしたのだそうですが、首はほとんど左右に向けることができませんでした。
左右を向くのが困難だったため、身体ごと左右に向けないと横断歩道も渡れない状態でした。
こんなにひどい首の悪さがあった方でも、首のポイントを刺激したら左右を向くのが容易になりました。
3ヶ月のリハビリは何だったのだろう?と思いますが、適切な治療をすると急速に改善することもあるのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com