明治座で公演中の「メイジ・ザ・キャッツアイ」を観劇してきました。
明治座の観劇は、昨年4月の「明治座大祝祭」以来です。
もう10ヶ月も経ったのね…
たしかに、あの頃は明治座の桜が綺麗だった…
その時は、今回主役の紀香さんとかいちゃん(七海ひろき)がご出演でしたが、今回の「キャッツアイ」にもなんと89期が!
そう、美弥ちゃん(美弥るりか)です。嬉しすぎます。
美弥ちゃんのことは、また別に書きまーす。
明治座には、宝塚劇場にはない花道があるのですが、今回の席は、なんと!花道のすぐ隣だったのです。
今回の公演は、花道利用も多かったので、沢山の役者さんが、わたしのすぐ隣を通って行かれたので迫力満点!
ただ、役者さんは、急に花道にでてくるので、紀香さんが出てきた時を見逃してしまったのは後悔が…
あと、役者さんのロビーからの客席入りの場面もあり、サービス満点でした。
公演としては、古臭い場面が多かった気もしましたが、「明治時代」「和物」ということ、明治座という場所柄から高齢の観客が多いことを考えると、あえてという作品創りなのかもしれません。
笑いも起きてましたし。
セクシーな三姉妹キャットということで、衣装にも凝っていましたね。
紀香さんは、抜群のボディと竹馬のような脚長を見せつけてくれました。
いやー50歳を超えてるなんて思えませんね。
日々努力されているんだろうなと。
そんな紀香さんより少し年上の高島礼子姉さんは、衣装に照れながら…という感じもありましたが、演技は素晴らしかったので大丈夫ですよ、姉さん!
末っ子を演じた剛力彩芽ちゃん。おきゃんで素直な役は、剛力ちゃんにぴったりでしたね。
実際の年齢的に、姉妹の設定には無理が…みたいなご意見も目にしましたが、観劇してみて、そんなに違和感は感じませんでしたね。
テレビドラマで、主役をはれるような三人が揃うだけで華やかです。
今回は、ハードなダンス場面も多く、特に、天井から吊るされたエアリアルヨガ(つるされた細い紐を使っていろいろな体勢をとる、強い体幹と柔軟が必要)は迫力がありました。
もちろん、三人にさせることはできないので、三人に扮した別の女性三人が行いましたが、高い位置でのエアリアルヨガは、危険もある中、素晴らしい舞いを見せてくれたので、私は大きな拍手を送りました。
みんなももっと拍手してほしかったな…
あ、紀香さんも歌いながらゴンドラで登場してくれましたよ。
ご主人の愛之助さんは、空中フライング経験者だから、何かアドバイスをもらっているかもしれませんね。
宝塚ほどの派手さはないけれども、日本らしさ満載のほっこりして肩肘張らずに観劇できる舞台だと思いました。
終演後の挨拶で、紀香さんが
「裏方のスタッフさんが、頑張ってくれているからこそ舞台が成功する…」
みたいなこと言っていました。
本当にそのとおりだと思います。
舞台上でスポットライトを浴びる役者さんだけでは、舞台を作ることはできませんから。
この言葉、イジメ、パワハラ問題が解決しない宝塚歌劇団にも届くといいなと感じました。
最後に気になったことを…
紀香さん(だと思ってたけど)が、連続側転でカッコよく登場するのですが、あれは、紀香さんご本人?それともエアリアルヨガをした別の役者さんのどちらなのかしら?