みなさん、睡眠の老化って、何歳くらいから始まると思いますか?
一説によると、30歳代前半だそうです。
意外と早いなあと感じられた方、多いのではないでしょうか?
人生100年時代と言われる今、
働き方も大きく変わる中で、
加齢による睡眠変化の理解を持つことは、
とても大切です。
高齢者の睡眠の特徴として、
中途覚醒と早朝覚醒の傾向が強まります。その背景としては、深い睡眠(ノンレム睡眠)が少なくなることによります。
少し専門的になりますが、
外界からのさまざまな刺激のことを、
同調因子と言います。
高齢者になると、下記の理由により、
睡眠変化が起こります。
① 同調因子の低下
たとえば、退職などにより、社会的活動量が少なくなります。すると、外出時間も減ることになり、光を浴びる刺激量が減ることにより、体内リズムのメリハリがなくなり、夜の睡眠か悪くなります。光同調因子や社会的同調因子の低下です。
② それを受け取る感覚器の機能低下
③ 知人との死別など、情動的な悲しいできごとが多くなります。
また、加齢による睡眠変化を病的な変化と誤解することにより、ストレスが増加します。
このケースは本当に多いので、あらかじめ、加齢による睡眠変化を理解してください。
④ 身体疾患や精神疾患による睡眠阻害、治療薬の副作用など。
最後に、高齢者に見られる睡眠障害としては、
① 精神生理性不眠
② 睡眠時無呼吸症候群
③ ムズムズ脚症候群
④ 周期性四肢運動障害
が挙げられます。
この説明は、睡眠障害のまとめの時に触れたいと思います。
これからは、今まで人類が経験したことのない、人生100年時代が訪れます。
健康寿命を伸ばすためにも、自分にあった睡眠を理解することが、とても大事になる時代になりそうです。





