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          ますいゆか です音譜

 

占いと心理カウンセリングで、

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古都奈良の小寺『璉珹寺』で行われている『秋の専修念佛会』へ行ってきました。

 

 

こちらは天平年間に聖武天皇の勅願で行基により開基されたお寺です。

 

行基さんといえば、東大寺の大仏を作られた方。

近鉄奈良駅の噴水に立っておられるのも行基さんです!

 

 

ご本尊は、光明皇后がモデルとされる美しい女人のお姿の県指定文化財「阿弥陀如来像(鎌倉時代)」です。

下半身に西陣織の袴を穿き、上半身は肌を露わにした白色裸形のお姿で、袴は50年に一度取り替えられます。

 

 

阿弥陀如来像の傍らには常に一本のテッポウ百合が生けられています。

これは先々代の御住職の教え「一声の念仏に一輪咲く」というお言葉から、現在の御住職が欠かさずに生けられているそうです。

 

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脇侍には重要文化財である「木造観音菩薩像(平安時代)」と「木造勢至菩薩立像(室町時代)」が安置されています。

 

どちらも超美人と超イケメンです!

私が知っている仏像の中で最高ランクの美しいお顔をされていますラブ

 

 

一般拝観は毎年5月1日〜31日まで。

ニオイバンマツリやオオヤマレンゲなど美しい花々に囲まれた寺院です。

ぜひこの時期に参拝に訪れてください。

 

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こちらの璉珹寺の本堂で、阿弥陀如来像に見守られながら行われる『秋の専修念仏会』に参加させていただきましたドキドキ

 

何をするのかって、1日中『南無阿弥陀仏』と一心に唱えるのです。

 

朝5時から夜の9時までびっくり

 

もちろん休憩もありますが、合計1日10時間「南無阿弥陀仏」を唱え続けます。

 

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算命学の野島先生の著書で「南無阿弥陀仏」の解釈を読んだことがあります。

 

『南無阿弥陀仏』

 

「南が無い」「存在するのは阿弥陀仏様だけである」

南の世界は、精神の世界であり魂の生まれる世界です。

南が無いのですから、霊魂も生まれないし、生まれていないのだから死にもしない。

 

人間の魂は未来永劫に亘り続いている(生まれもしないし死にもしない)。

この世はほんの一部であり肉体の仮の宿にしかすぎぬ。

そのことを知りそれを大きな視野でじっと黙って見つめて助けてくださるのは、御仏である「阿弥陀」様だけです。

 

野島和信先生の著作からお借りしました。

 

 

 

私はこれを読んだ時に、大宇宙のシステムの中でどう頑張ってもほんの一瞬の出来事である人生を、どうせなら楽しく笑いながら過ごしたいビックリマーク

ただそれだけでいいと感じました。

 

 

そんなふうに考えると、何でも出来る気がします。

 

 

でも、頭で解釈できていても体験が伴っていません。

だから、今回の『専修念佛会』へ参加させていただくことがとても楽しみでした。

 

 

11月6日午後から8日の午前中まで、お寺の広間で泊めていただき、ご飯もいただき(3食ともご住職の手作りです)貴重な体験を積ませていただきました。

 

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(観音像)昭和39年に戦死者異例のために建立されました。
後ろにあるのは樹齢150年の松の木です。
 
 
 

で、修了してどうなったかといえば・・・、なぁ~にも変わりませんあせる

 

 

でも、私なりに理解できました。

 

これは私個人の感想ですが、神様仏様はきっと何も願いを叶えてはくれませんし、何か方向付けをしてくれる訳でもないです。

 

ただ、『南無阿弥陀仏』と一心に唱え続けることで頭の中が空っぽになります。

 

阿弥陀様に見守られる空間で、一心に念仏を唱えることで『無』になることができました。

 

もちろんあんなことやこんなこと…いろいろ考えが巡っていきますが(足も痛いし)、一瞬ひんやりとした空気が流れて『無』を感じる瞬間があるのです。

 

そうして私の中にある、黒い心や卑しい考えを抜き取ってくれているのです。

 

これが阿弥陀様の御力なのかなと感じました。

 

 

 

その抜き取られて空っぽになった空間に何を入れるかは自分次第。

 

ここから先、どう行動するかは自分で決めないといけません。

 

 

 

さぁ~、これからどんな展開が待っているのか、とてもワクワクした気分ですおねがい音譜

 

 

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珍しい観音様の石仏です。

 

 

私は特に信仰心があるわけでもなく、どこかに属しているわけでもありません。

 

ただ、日本人として生まれているのだから、神様仏様を信じる心は大切にしたいと思っています。

 

 

 
今回『専修念佛会』に参加させていただいたことで、モヤっと考えていたこれからのこと、かなり具体的に動き出すことができそうです虹
 
 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 
 

 

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