世界的資産バブル崩壊の兆し | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

以前から米国、中国を中心とした世界経済のバブルがいずれ崩壊すると主張して来ました。

 

しかし、なかなかバブルは崩壊せずしぶとくさらに膨らんでいます。

 

そんな最中、3月上旬に米シリコンバレー銀行が破綻しました。

 

これをきっかけに、米国の中堅銀行の危機に波及し、国際的に知名度が高いスイスの銀行クレディ・スイスまで多額の預金が引き出され、同じスイス最大の銀行であるUBSが救済合併しました。

 

 

 

 

米FRBは、破綻したシリコンバレー銀行の預金を全額保証するなど超法規的措置を行い、金融危機の火消しに走り、ここ数日は平穏に戻りつつあるようです。

 

しかしながら、これは世界的金融危機資産バブル崩壊の序章が始まったと考えています。

 

1990年代前半の日本のバブル崩壊をつぶさに見て来た身として、世界的な異常なマネー及び資産バブルが今にも破裂しそうな現在の状況は全く変わっていないからです。

 

データに過ぎないマネーが世界の金融機関の資産、株式、商品、不動産に形を変えて日々ぐるぐると移動しながら、少しずつ膨らみ続けています。

 

株や商品、土地等の資産は、買い手が競り合いながら価値を上昇させ、一旦売却することでマネーとしての価値を確定させ、そこで儲けた利益をさらに再投資するという繰り返しによって、世界中のマネー総額が膨らんでいます。

 

これをマネーバブル資産バブルと呼びます。

 

現在の世界的なマネーバブル、資産バブルを関節的に誕生させたきっかけは、2008年10月に起きたリーマンショックです。

 

この時は、米国のサブプライムローンによる証券化というよく分からないデリバティブ商品が金融バブルを生んでしまいました。米国の中堅商業銀行や投資銀行が破綻し、リーマンブラザースという世界的な投資銀行(証券会社)が破綻したことで、未曾有の金融危機に陥りました。

 

この金融危機を早急に沈静化させるため、FRBを中心に、各国の中央銀行が大規模な金融緩和を協調して行いました。この時に市場に供給された資金は数百兆円に及ぶとも言われています。

 

これによって、FRBを中心にした世界の中央銀行は、半年程で金融危機を落ち着かせました。

 

その結果、金融市場には、実質的に裏付けのないたくさんのマネーがあふれだしたのです。

 

このあふれたマネーは、投資という名目で、株式、債券、商品、土地等に流れ出しました。

 

正確な統計は分かりませんが、ちまたで言われているのはリーマンショック前の世界の個人金融資産は1京円に満たない程度だったようです。

 

それが、2021年末には2京円以上になっているようです。

 

1京円以上の増加という、どのくらい凄い額なのか認識出来ないくらいの莫大なマネーが増えた訳です。これこそ、実体経済以上に膨れ上がったマネーのバブルなのでしょう。

 

このバブルは、コロナのパンデミックによってさらに膨らみました。

 

しかし、その結果、米国を中心にインフレが生じ出したのです。

 

このインフレに関して言えば、私はあふれ過ぎたマネーによってマネーの実質的価値が下がり、その反動で物価が上がっている状態だと考えています。

 

さらに、昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻によって、エネルギーの高騰からの悪性インフレも加わりました。これによって世界的に急速なインフレに巻き込まれました。日本も例外ではありません。

 

この世界的なインフレを抑えるため、米国FRBを中心に日本を除く各国の中央銀行は金利を上げだしました。中でもFRBの金利上昇速度は急激であり、2022年3月にそれまで0.25%だった政策金利を上げだして、今年3月までの1年間で4.75%上げて5.00%となりました。

 

もちろん、景気が過熱した際はインフレ抑制のため金利を上げることがこれまでの経済学の常識なです。

 

しかし、その一方で膨らんだバブルは崩壊して行きます。

 

バブル崩壊の対策については、まだ経済学には解答はないはずです。

 

1990年代の日本のバブル崩壊は、まさしく現在のFRBと同様の形で日本銀行が当時の公定歩合という金利を急速に上昇させたことで生じました。

 

冒頭のシリコンバレー銀行の破綻のきっかけは金利上昇による投資債券の価値の大幅下落によるものです。

 

FRBは直ちに手を打ちましたが、90年代の日本の状況を振り返れば、バブルが崩壊しだすと次から次に火の粉が飛び、あちこちから煙が出だします。崩壊を止めるのは至難の業でしょう。

 

今は落ち着いたよう見えていますが、すぐに次に危機に堕ちる金融機関が出てくるでしょう。

 

そして、米国内の景気・個人消費がとっくに落ち込んでいたということに気づき、今度は金利を下げようとするでしょう。そこからは完全にバブルが崩壊し、実体経済までどんどん縮小していくはずです。

 

90年代は日本のバブル崩壊、そして失われた30年になりましたが、今度は米国・中国を中心とした世界的なバブル崩壊になります。

 

これは経済学の限界だと考えています。資本主義では経済をコントロールすることは不可能なのでしょう。

 

我々は、マネーの本質を知るべきです。マネーが中心になる経済こそがおかしいのだということを。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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