長崎県の西端、五島列島の中通島を中心とした上五島は、私の生まれ故郷です。
上五島は、十字架の形をした中通島とその南西にある若松島のことをそう呼びます。
全体が西海国立公園内にあり、中通島と若松島の間にある若松瀬戸を中心に、多島海で、入組んだ海岸線が多い、海がとても綺麗な場所にあります。
五島列島と言えば、隠れキリシタンでも有名ですが、特に上五島は隠れキリシタンがもっとも多く移住してきた島で、今でも中通島と若松島には29カ所のカトリック教会が残っています。
中でも頭ケ島天主堂は世界文化遺産に登録されています。
かつて、上五島に、たくさんの弾圧されたキリシタンが渡った来た背景には、上五島中通島が十字架状の形の島であり、キリスト教と霊的因縁で繋がっているからではないか、と私は考えています。
いずれにしても、九州最西端の離島であり、大自然を満喫出来るとともに、空海を筆頭に遣唐使を通じてもたらされた仏教と、弾圧されたキリスト教徒の文化がミックスされている特異な島が上五島です。
この上五島の特産物としては、海産物の他は、五島うどんと椿油が有名なのですが、私が、ご紹介したいのは岩ガキです。
岩ガキは、元来日本海が産地なのですが、実は10年程前から上五島でも養殖に成功し、西日本の都市を中心に割烹料理や居酒屋に出荷されています。
岩ガキの旬は、6月~9月頃とされていますが、上五島の岩ガキは、4月頃~8月頃と日本海産より早く、大きさも特大です。
黒潮が分離した対馬海流が直撃する豊かな海、若松瀬戸で育てられているため、生育が早く、栄養分も豊富なのでしょう。
この上五島の岩ガキを知ったのはつい最近なのですが、食べてみて驚きました。
これまで食べたどんな牡蠣よりも美味しかったのです。その大きさ(特大サイズは身の長さが10cm程)も驚きですが、とてもシューシーで、濃くがあり、もちろん牡蠣ミルクも豊富でした。
そこで、生産者の方を紹介され、ネット販売をお願いすることにしました。
上五島産岩ガキ、是非試してみてください。
コロナ禍の中、巣ごもりが多くなっている昨今、家族そろって殻開けを楽しみ、その味を堪能してみたらいかがですか。
元気が出てきますよ。
牡蠣殻の開け方です。
岩牡蠣の殻のあけ方を紹介します🎬その① pic.twitter.com/AvEIAnZYa3
— おむすび (@oMuSuB15) April 30, 2021
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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