今年も師走に入り残り少なくなりました。
今年もいろいろな場所を巡りました。印象が特に強く残っているのは隠岐と壱岐です。これはすでに記事で紹介しました。霊的にはとても重要な場所です。
この隠岐や壱岐以上に、私が行ってみたかった場所は、知床です。今年5月のゴールデンウィーク中に家族旅行で訪れました。
北海道の中でも知床といえば別世界のように感じていました。知床半島の素晴らしい大自然がそのまま残されているからです。一度は行ってみたいと思っていましたが、今年実現しました。
中標津空港に降りて、レンタカーで知床半島に入ったのですが、知床半島に入るなり心地よい波動に変わるのを感じました。
宿泊地が羅臼でしたので、知床半島の南側、根室海峡沿いの海岸を羅臼に向かって北上しました。根室海峡の海岸沿いには、北方領土の巨大な島である国後島が見え感動しました。最も近い所でが20km足らずしか離れていないので、かなり大きく見えます。
国後島
羅臼に着くとすぐそばに雄大な羅臼岳が見えます。これも感動しました。
羅臼岳
羅臼のペンションに一泊し、翌朝は知床で一番の楽しみだった知床クルーズに参加しました。5月から10月の間は、知床半島と国後島の間の根室海峡にやってくるクジラやシャチ等を見学する3時間程度のクルージングです。
クジラやシャチが必ず見られ訳ではないですが、30%~50%程度の確率はあるそうです。
私がチャレンジしたのは5月4日です。前日は海が荒れていて欠航していたのですが、当日は天気も良く波も穏やかになり素晴らしいクルージング日和となりました。
これでクジラやシャチが見られれば最高なのですが、ここ1週間程はミンククジラは数頭現れているそうですが、シャチは全く現れていないとのことでした。
海の王者シャチを、どうしても見たいと思っていました。
早朝、羅臼港を出発しました。クルージング船に乗った観光客は優に30名を超えていたと思います。
実際にクジラやシャチが頻繁に見られる場所は、羅臼港から1時間程もかかる場所で、ロシア(国後島)との国境線付近でした。
その場所に到着してから、船長がクジラやシャチを探すためにゆっくり船を移動させます。
10分くらい経過した時でしょうか、「前方右側にミンククジラがいました」と船内にアナウンスが流れます。
アナウンスを聞いた観光客が一斉にその方向に移動しますが、ミンククジラが背を出すのは一瞬のようで、すぐには発見出来ません。2、3度同様のアナウスンが繰り返され、やっと頻繁にミンククジラ数頭の姿を見ることが出来ました。
2頭のミンククジラ
ミンククジラは用心深いために、間近に見ることは出来ませんでしたが、1時間程で十回以上のミンククジラの姿を見る事が出来ました。
ミンククジラが見られただけでも満足しないといけないと思っていたところ、船長からアナウンスがありました。
「別の船から連絡がありました。海岸近くにシャチが現れたそうです。今から30分程かけてシャチを見に行きます。」
嬉しくなりました。知床クルージングは、今シーズンが始まってまだ10日程だったのですが、この間シャチが見られなたのは2、3日だったそうです。
30分程進むと、そこには別の会社の数隻のクルーズ船が停泊していました。そして、一隻のクルーズ船のそばにシャチが見えたのです。
船内からは歓声が聞こえました。
そうこうしているうちに、私たちの船にもシャチが近づいて来ました。大感動です。
最接近時には2mくらいのところまで来ました。
シャチはとても好奇心が強いそうです。特にメスのシャチは船に近づいてくるそうです。オスの方は用心深いので最接近まではしないそうです。
背びれが高い左側のがオスで、背びれが円い右側がメス。オスの背びれは高さ1.8mにもなるそうです。
とにかくシャチの出現と最接近には大感動でした。
シャチの分布率は、根室海峡が世界一だそうです。それだけ知床の海が豊かなのでしょう。
豊かな海は、高波動の裏返しでもあります。日本で最高レベルの高波動が知床半島及び知床の海だと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。