ロシアの航空作戦はかなり苦戦しています。
上記の記事中で
・ヘリ:48機
・UAV(無人航空機):4機
・防空システム:21台
ここでTwitter上にこのツイートが出ました。
私もうっかり、リツイートしてしまいましたが、即座に違うよーと第一線の専門家に教わりました。
AWCS(早期警戒管制機)から情報を得ているのでウクライナは強いというツイートです。↓
なるほど、確かにそれっぽく見えるのですが、
間違っています
まず、他国のAWACSから情報を得て戦う ・・・・のは無理
(それほど簡単じゃない)ということです。
AWACSからの情報の共有となると、①無線、②戦術データリンクの二つになります。
②は要領も含めてかなりの事前準備及び訓練が必要です。
今回の戦争の経緯も含めて考えると、NATOとの間でそこまでの準備はありません。
戦術的な考え方とか基準が揃ってないと出来ないので
無理です。
(写真はイメージです。小牧基地に並ぶC130が遠近感あっていい感じでした。)
さらに、規格、暗号規約がそれぞれ揃ってることが重要です。
まず、規格ですが、アメリカが輸出してる国は、戦術データリンクってのが積まれてます。link16とかてすね。
同じようにロシア系の装備にはロシアンリンクが積まれています。
暗号規約はそれにつなぐためのパスワードみたいなものですね。
規格は完全に揃ってなくても、プロトコルが揃っていればさえ互換性はありますが、規約は同一でないと繋がりさえしません。
だから無理です。
ウクライナが
NATO国のAWACSから情報を得るのはほぼ無理です
他にも理由はいくつもありますが、一つ上げれば十分かなと思うのでこれだけにしておきますね。
そのTwitterの書いている内容の諸外国から情報提供をうけて、しかも、逆探知式対AWACSミサイル?というものを使っているというのは妄想に過ぎないので、
単純に、
ロシア軍はクライナの対空警戒網制圧ができていない。
これがロシア軍の攻撃多低調な理由となります。
ポチってくださいね。よろしくお願いします。↓↓↓