1996年、台湾海峡ミサイル危機覚えてます?来月総裁選です。 | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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日本国憲法前文では国際社会ってものは


「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会」


平和を維持しようとしているものなんだから、何にもしなくても世界は平和な想定でしたよね。



○だからその想定外の国際社会でおきている紛争や侵略、軍事的圧迫なんかはなかったことにしたい。

だから報道しないし、報道してもできるだけ国民の心に残らないように軽く触れるだけにしてしまう。

○そしてその脅威について、事前に準備したり、同盟や集団的自衛権などで国を守ろうとすると護憲論者は安全なはずの国際社会という前提が崩れるものだから必至に反対する。


○国際社会が安全で侵略なんてないって前提が崩れると怖くて仕方ないから見ないことにしようと本気でそう考えヒステリックに反応する。



中国がアメリカ呼びつけ猛抗議 オバマ政権、台湾に軍艦売却を米議会に通告 4年ぶり武器供与
http://www.sankei.com/world/news/151217/wor1512170020-n1.html

> オバマ米政権は16日、台湾に対しミサイルフリゲート艦2隻など総額18億3千万ドル(約2228億円)相当の武器を売却する方針を決定、議会に通告した。台湾への武器供与決定は2011年9月以来、約4年ぶり。台湾との安全保障協力を進め、東シナ海や南シナ海で海洋進出に力を入れる中国をけん制する狙いがある。中国の鄭沢光外務次官は16日、在中国米大使館の臨時大使を呼び出し、武器売却に対して「厳正な申し入れ」を行い抗議し、武器売却企業を含めて米側に制裁を実施すると表明した。

 アーネスト大統領報道官は16日の記者会見で、武器売却は台湾への防衛支援を義務付けた米国内法「台湾関係法」に基づくものだとした上で、「一つの中国」政策を維持する米政府の姿勢に「変わりはない」と述べた。売却を決めたのは、高速で機動性があるフリゲート艦のほか、水陸両用車や携帯型地対空ミサイル「スティンガー」など。実際の売却には議会の承認が必要となる。(共同)


----------- 引用ここまで


○気に入らないことが起こると中国は武力をふるって圧力をかける。


○それを防ぐのはアメリカ合衆国などを中心とした軍事力の強い西側勢力の武力による連携しかない。

この状況はちょうど1996年の台湾有事にかなり似ている。

ちょうど総統選挙も来月。中国は台湾を手に入れるためにこの総統選挙にも圧力をかけたい状況だよね。

台湾総統選
「孤独にさせない」若者ひきつける民進党
http://mainichi.jp/articles/20151219/k00/00m/030/076000c


また、台湾への攻撃がある可能性もある。



少し前の事件だけど、もう一度復習しておこうね。





台湾海峡に中国が軍事演習と称し、ミサイルを台湾の主要貿易港近く基隆沖海域に撃ち込んで総統選を恫喝。

アメリカは介入するなと広報。
しかし、米軍は空母インディペンデンスと原子力空母「ニミッツ」イージス艦などの空母戦闘群
を派遣、中国軍は軍事演習を見送ったという事件

この当時はまだ、アメリカと中国の軍事力の差は圧倒的だったので事なきを得た。今は日米 VS 中国で互角。地の利を考えると中国のほうが上かもしれないという状況。



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台湾海峡ミサイル危機



1996年に行われた台湾総統選挙で李登輝優勢の観測が流れると、中国軍は選挙への恫喝として軍事演習を強行した。基隆沖海域にミサイルを撃ち込むなどの威嚇行為を行ない、台湾周辺では、一気に緊張が高まった。人民解放軍副総参謀長の熊光楷中将は、アメリカ国防総省チャールズ・フリーマン国防次官補に「台湾問題にアメリカ軍が介入した場合には、中国はアメリカ西海岸に核兵器を撃ち込む。アメリカは台北よりもロサンゼルスの方を心配するはずだ。」と述べ、アメリカ軍の介入を強く牽制した。
アメリカ海軍は、これに対して、台湾海峡に太平洋艦隊の通常動力空母「インデペンデンス」とイージス巡洋艦「バンカー・ヒル」等からなる空母戦闘群(現:空母打撃群)、さらにペルシャ湾に展開していた原子力空母「ニミッツ」とその護衛艦隊を派遣した。その後米中の水面下の協議により、軍事演習の延長を中国は見送り、米国は部隊を海峡から撤退させた。その後中国軍(1996年当時、主力戦闘機はSu-27やJ-8やJ-8II)は軍の近代化を加速させている


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台湾の主要な港から30km地点を演習場としていたんだよね。
演習内容は明らかにされておらず、台湾本土を狙う可能性も懸念されていた。




世界は平和を求めているという妄想を信じている人には認められないのかもしれないけど、少なくとも中国は自分の意志を押し通すために簡単に軍事力を使う国だということは知っておいたほうがいいよ。




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