共産党の志位さんの経済理論がすごすぎます。 | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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志位さんの経済理論がすごすぎますね。
簡単にするとこうなります。

政府「おい、お前らは金持ちだから内部留保を賃金に上乗せしろ。そうしないと景気が良くならない。これは命令じゃないが命令より強い要請だ!」
 ↓
社員「わーい、内部留保をはき出させて給料が増えたから景気が良くなるぞ!これで金持ちや大企業は設備投資するぞー」
 ↓
大企業「内部留保を人件費にはき出させられたので景気が良くなるから設備投資します。」

・・・頭痛がしますね。

永遠の確かな野党でいてね。

内部留保って、工場などの建物や土地、機器類の減価償却費や貸倒引当金、買っておいた部品や材料の価格なども含まれる。それらを現金化して労働者に配れってことは廃業しろってことだわな。

以下、そこから転載。呆然としますよ。

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・原発について
アナ「視聴者からの意見です。『いきなり原発ゼロは経済に混乱を来しませんか』」
志位「今ほどんど原発が動いていない状態で別に電力不足は起こってません。」
「今原発事故だって収束してない。だから再稼働はできない。できないのなら廃止してしまえばいい。5年から10年で自然エネルギーでこの分を作る。その間足りないのは火力。今の電力会社の原油の買い方が悪いから高くなっているだけ、アメリカの9倍もの価格になってるだから買い方を改めさせればLNGの価格は解決する。」

※米国は石油も天然ガスも産出してます。というか米国がシェールガスを売り出し始めたわけですし。

志位「ドイツはまず原発ゼロの決断をした。その結果7年間で再生可能エネルギーの割合が9%から20%にまであがった。だから日本もまず決断ありきでやれば再生可能エネルギーの普及が進む」

※志位の中ではドイツは7年も前に原発ゼロを決定したことになってるらしい。

反町「ドイツは再生可能エネルギーを増やしましたけど、その結果電気代があまりに上がりすぎたのでこれ以上再生可能エネルギー(買い取り)を増やさないって法律を決めましたよね」

志位、これを聞かされて一瞬口あんぐりしてから
「再生可能エネルギーというのは普及すればするほどコストが下がる。だから初期コストが高くてもいずれ下がっていく」

反町「実際ドイツはそうはなってないんですよ」

志位「ドイツの事情は私詳しくありませんけど、日本の場合は国立環境研究所の試算で原発0でも原発25%でもエネルギーコストは同じと出ています。」
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※民主党政権のときに国立環境研究所が出した試算は
民主党政権の思惑が入りすぎて条件設定がめちゃくちゃです。
『原発0で再生可能エネルギーを増やすほど電気代が上がるから
その分国民は省エネの進んだ家電に買い換え、また省エネを進め、
より全体でのエネルギー消費量が下がっていくという結果になる。
だから料金は原発が0でも25%でも変わらない。』
というめちゃくちゃな理論です。

なにせ2012年4月に国立環境研究所が出した
温室効果ガスに対する試算では
「原発ゼロでも温室効果ガス25%削減ができる」
という民主党のめちゃくちゃな政策を擁護する内容でした。

でもこの時の試算では
原発0の場合で消費者物価指数が1%ののびの場合には
CO2の90年比10~25%削減を実現可能
原発の割合が20%で同条件なら19~33%削減を実現可能
原発の割合が35%の場合で同条件なら25~39%の削減を実現可能。
というもので、
都合のよい数字の部分だけ切り取って
それを政府とマスコミが流したことがわかります。
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志井「だから原発を0にしたら電力料金が上がるというのは神話。上がらない。
再生可能エネルギーは無限にある。枯渇しない。ウランも化石燃料も枯渇するでしょ。だからウランも化石も使うほど値段が上がっていく。未来が無いんですよ。
ところが再生可能エネルギーは普及するほどコストが下がっていく。そして供給が安定するという特徴がある。」
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※この人、反町の指摘が都合が悪いから
無視してデタラメを言ってごまかしてます。
原発ゼロを主張する人達の特徴ですが、
設備コストやら効率やら諸々の条件を無視しています。
風が吹かなかったり、逆に台風が来たりすれば風力発電は止まります。
(風が強すぎる時に回すと壊れる)
夜中や吹雪では太陽光発電はできません。
(昨年12月の北海道電力伊達ソーラー発電所の平均稼働率は6.7%しかない)

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反町「それだと電力の総量、きちんと供給できるのか?原発が無くても足りたと言っている人がいるが、生産調整をしたり、他の企業が動いていない夜中や土日に工場を動かしたりしていた。それが日本経済に重しになっていたという事は感じないのか?」

志位「逆に社会全体が省エネルギー、低エネルギー社会に進む必要があると考える。省エネ低エネに向かうのは良いことだ。それから自然エネルギーが不安定だというが、たしかに風車は風がなければ供給が不安定だが適切な場所にたくさん設置すれば安定する。だから普及が進むほどコストが安くなるだけではなく供給も安定する。いろんな再生可能エネルギーをたくさん普及させればより安定してコストもどんどん下がる」

反町「再生可能エネルギーをどのくらいの割合にするというつもりでそういう話をしているのか?」

志位「できるかぎり。だが、5~10年の間は原発がまかなっていた分を省エネと再生可能エネルギーでまかなう」

反町「エネルギー計画は安全保障のためにもきちんと計画を示さなければならないと僕は思っている。5年後10年後、具体的には決めてないけどできる限り、で産業界を安心させられるのか?」

志位「再生可能エネルギーは大きなビジネスチャンスだ。地域毎にたくさんの発電所を作る事になるから、町おこし村おこしにも繋がる。雇用もだいたい原発の10倍くらいの雇用に繋がると言われている。だからいろんな面でこちらの方が未来がある。」
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原発にくらべて再生可能エネルギーは10倍の人員が必要らしいです。
人件費も立派なコストですが電気料金に含まれるという計算はしないらしいです。
風車も地熱も太陽光も設備の維持、メンテ、更新にもコストがかかることを全く計算に入れてない事がわかります。
そのくせに「原発の10倍の雇用を産む」らしいです。
あまりに主張の辻褄が合わなすぎてステキです。

そして廃炉等のコストについての理論が電波すぎて
そこそこ電波耐性のあるブログ主もぶっ倒れそうになりました。
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・廃炉等のコストについて

反町「廃炉のコストはどうするのか?今動かせるものまで即時廃止でその費用を電力会社に押しつければすべて破綻することになりかねない」

志位「電力業界は(核燃料サイクルのために)基金を19兆円を目標に積み立ててきた。このお金が6兆円ほど貯まっている。だからこの19兆円を賠償、除染、廃炉に当てる。」

(※なにこの寸借詐欺みたいな論法)

志位「それでも足りないだろうから、その分は。
原発で大もうけしてきた。我々は原発利益共同体と呼んでいるんだけども、
たとえば、電力業界でしょう。それから鉄鋼、セメント業界、それから金融業界も儲けてきた。ゼネコンも儲けてきた。で、これ、散々儲けてきたんですから、拠出を求めると、基金に。」

反町「それも『命令よりも強い要請』ですね?」

志位「・・・これは、ははは(苦笑)。どういう方法かってのは検討する必要あるけど。
やっぱりね、散々儲けてきた原発利益共同体に拠出を求めて、そしてこの基金で除染、賠償、廃炉をやっていく。というのが私のプランなんです。」

反町「6兆円を19兆まで(積み立て)させる費用ってのも結局は総括原価方式ですよ。結局、消費者の負担になるだけです。その話はどう考えているのか」
(志位はこうしたツッコミを受ける度に口をぱくぱくさせる)

志位「あのー、総括原価方式ってやり方もこれは考えていく必要がある」

反町「それもだめにしたら19兆だって何時まで経っても貯まらないし、それをさらに残りのお金を民間から引っ張り出すって言ったって命令じゃ無くてどういう形でやるのか、っていう。・・・日本の経済構造を根こそぎ覆すようなイメージと、そういうことですよね?」

志位「変えないと、かなり変えないと。かなり変えなかったら結局国民が全部背負う事になるんですね。で、やっぱりそこは原発で大儲けしてきた共同体に責任を負わせようじゃないかとそういうようなね、国民世論が働いて、そして企業もそういう行動を取らざるをえない状況に追い込んでいくという事が大事じゃないでしょうか。」(どや顔)
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