人生には「ゆるせない」と思うことが多いですが、
精神医学者であるこの本の著者ジェラルド・ジャンポルスキー氏は、
「ゆるす」ということができれば、
人は苦しみから解放され、いま瞬間を
生きる喜びを味わえると……![]()
「ゆるす」はそう簡単にはできませんが…
時間のプロセスの中でゆっくり変化していくのを
ワタシはじっと待つしかないのかと
思っています。
昨日は「ゆるせなかった」![]()
でも、今日は「昨日より少しゆるせた」![]()
一進一退でもかまわない。
亀さん歩行でいい![]()
もう過去にはとらわれない 「ゆるすということ」
「ゆるす」とは何か、
どうすれば「ゆるす」ことができるのか、
「ゆるす」とどんな奇跡が起きるのかを
わかりやすく解説してくれています。
「ゆるし」ってなに![]()
過去の傷を喜んで手放すこと![]()
つまり、これ以上苦しむのをやめ、
心と魂を癒やそうと決めることです![]()
憎しみや怒りには…
価値があるという考えを、
手放すことです。
すべては過ぎ去ったことなので、
自分に何かが起こったからといって、
他人や自分を傷つけるのはやめることです。
人や自分を裁いたり、責めたりせず、
目を開いて、その人の中に光を
見い出すことです。
ゆるしとは、優しさ、親切、思いやりを
感じることですね![]()
私たちがどんな状況にあろうと、
こういった感情というのは、きっと
すべての人の心の中にあります。
◆ゆるしは、内なる安らぎと幸せに続く道
安らぎは手に入れようと思えば、
いつでもでき、どんなときも、
私たちを迎え入れてくれます。
ただ、怒りにこだわっていると、
その歓迎のしるしが見えなくなります![]()
なのに、どういうわけか、
私たちの中には、憎しみや怒りや苦痛に
しがみついたままでも、安らぎを得られるものと
思い込んでいる自分がいます![]()
自分を守らなければならない考え、
いつまでも憎しみつづけ、
復讐しようとしながらも、
幸せや安らぎを感じたがる自分がいます![]()
ゆるしの道を歩む
ゆるしは旅にたとえられます。
怒りが怒りを呼ぶ世界から、
平和な世界へと向かう旅です。
私たちは怖れや怒りという檻の中に、
心を閉じ込めてきました。
ゆるしはその監獄の扉を開け放ちます![]()
どうしようもない過去を変えたいという
思い込みや願望からも、
自由にしてくれます。
ゆるしとは、後悔をすべて手放すこと
「ゆるそう」という心がゆるしへの鍵
否定的な思いは、病気を引き起こす
「ゆるさない」という思いには、
幸せを妨げるという強力な副作用があります。
<ゆるせないでいると起こりうる症状の一部>
・頭痛、腰痛、首の痛み、胃炎や潰瘍
・憂鬱、元気が出ない、焦燥感、イライラする
・緊張、不安感
・不眠症、落ち着かない
・漠然とした恐怖、不幸せな気持ち
◆たくさんの症状の原因となっている思いを癒やす
特効薬は何でしょうか![]()
ゆるさないと考え、怒りや憎しみに
しがみついているとき…
人は自分がとらわれの身であることに気づけない
他人をゆるすことは、自分をゆるす第一歩
ゆるすと免疫力が高まる
「地上での破壊と苦痛の悪循環を止められるのは、
ゆるししかない」![]()
◆病気になったら…
ゆるさないでいることが
癒やしを妨げているのではないか?
とチェックするのが賢い対処法かもしれませんね![]()
なぜゆるすのか![]()
自分を過去から自由にするためです。
他人への恨みつらみから、罪悪感から、
自分を自由にするためです。
抱えすぎている荷物は、
もう降ろしていいと思います。
自分が抱えられる、引き受けられる荷物だけを
持てばいいのではないでしょうか。
そうすれば…
いまこの瞬間が安らぎに満ちて来て、
安らかな気持ちで未来を見ることができると
思いました。
安らかな現在が、
そのまま未来へと続き、
安らかな現在が安らかな未来になります![]()
不幸にも怖れに満ちた過去が、
怖れに満ちた未来になるというふうに、
生きている人が多いです![]()
私たちの信念が、
「事態を悪くなるいっぽう」という
現実をつくっているのです![]()
もう過去にはとらわれない![]()
「他人をゆるすことは、自分をゆるすこと」
ワタシは、
「自分が何を考え、何を信じるか、どのような信念を
持つかで人生は決まる」
という言葉を心に刻もうと思いました![]()