悩みを3つの軸でとらえ、
簡単に整理する方法を
教えられたいと思います![]()
1 コントロール軸
~「コントロール感」で悩みは消える~
・「どうにもならない」
が最大のストレス
・「コントロールできていない」とは、
「やりたくないことを、やらされている状態」のこと![]()
つまり、自分の裁量度(コントロール感)が、
低いということです。
◆コントロールできている
という感覚があれば…
「なんとかなる」という感覚が湧き、
実際に行動に移す精神的な余裕も生まれます![]()
悩みの分析法1
「コントロール率を数字で把握する」![]()
・コントロール率は何%か、数値化して考えるのです。
0か100ではなくて、
0から100までの間で、オーディオの音量を
調節するようにイメージしてみてください![]()
・本当に0%なら、あきらめる、受け入れるしかありません。
でも、10%でもあるなら、
「悩みの設定を変える」「視点・見方を変える」
などして…
30% ⇒50%⇒ 80%と、
コントロール率を高めていくことができます![]()
・あとは、コントロール可能領域に集中して、
「対処法」をひたすら行動に移していけば…
深刻な悩みも徐々に悩みを解消することができます![]()
◆「コントロ―ル不能な悩み」は「受け入れる」
◆「コントロール可能な悩み」ならば、
「その可能領域を徐々に増やす」
コントロール感を取り戻す3つの言葉
①なんとかなるさ
ワタシもよくこの言葉を使います![]()
「なんとかなるさ」(ケセラセラ)とつぶやくと…
本当になんとかなるような気がしてきますね。
・言葉は感情を変える力があると思います![]()
悲観を楽観に切り替えて、
コントロール感を取り戻す「自分の言葉」
を持っていると、
ピンチのときに、パニックにならずにすみます![]()
②できる!
「あーどうしよう」と言うほど、
「自分は迷走中です
」「コントロール感を失っています
」
という危険な状態であることを、
脳に再確認させるだけです。
③やれることを、やれる範囲でやっていく
達成できそうもない
「高い目標」は百害あって一利なしです。
私たちは「できる」ことしかできません![]()
・「やれないことを無理してやる」を
続けていると…
メンタルが病むか、身体を壊すだけです。
コントロール感を失う言葉
脳のブレーカーがオフになります![]()
①絶対に無理、自分には無理、どうせ無理だから
⇒なんとかなるさ!
②もうダメだ、ああ終わりだ、自分はダメだ
⇒なんとかなるさ!
③もうどうにもならない
⇒なんとかなるさ!
ワタシはいつも、ピンチのときは…
「なんとかなるさ!」を口癖![]()
脳に記憶させています![]()
2 時間軸
~「今」にフォーカスすると悩みは消える~
悩みの分析法2
「その悩みはいつの悩み?と自問自答する」
◆「苦痛の再生」で悩みを作り出します![]()
あるいは「小さな苦痛」「小さな不安」を、
何度も思い出すことで、
自ら増幅させているのです![]()
◆考えるべきことは、
「今できることは何か?」なのです![]()
過去の嫌な出来事を思い出し、後悔したり、
不快になったりして落ち込んだ時は…
「今」に意識を向けてください![]()
◆過去を考えると後悔し、
未来を考えると不安になる![]()
「今」にチューニングすれば、
「安心」が得られます![]()
過去を振り切り、「今」に切り替える言葉
①「それはそれとして」
後悔してもしょうがない。過去は変えられない
②今できることは?
今できることをしよう![]()
3 自分軸
~自分が変われば、悩みは消える~
◆過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる![]()
「他人は変えられない」と口では言いますが…
実際には私たちは、
「他人を変えよう」と無駄な努力をして、
エネルギーを消耗しています![]()
悩みの分析法3
「悩みの「自分率」を考える」
「自分率」とは、自分でコントロールできる割合
Q その悩みは、
・自分の悩みですか?
・他人の悩みですか?
・自分の力で解決できますか?
・相手の努力、協力が必要ですか?
・それとも自分の力では全く手に負えないですか?
他人の性格を変えるのは極めて困難なのですが
…
自分率を増やすことができれば…
「他人の悩み」
「他人と深く関係した悩み」であったとしても、
自分の努力、行動しだいで、
解消できる点は
なにかしらあるのではないでしょうか?
◆自分率を高めるために、自分ができることは何か?
自問することで、
対処法が見えてきます![]()
人間は変えられないが、人間関係は変えられる
人間関係とはコミュニケーションです。
つまりキャッチボールのようなものです。
相手がどんな人間でも、
キャッチボールぐらいはできるはずです。
3つの軸で多角的に悩みを分析
「悩み」というのは、
漠然としていたり、混沌としていたり・・・
ネガティブ感情に圧倒されたままに放っておいては、
いつまでたっても、
どう対応していいかわかないままです![]()
「コントロール軸」「時間軸」「自分軸」
という3つの軸を使って、ぜひ
論理的に悩みの分析と整理をしてみてください![]()