感情的になりたくないあなたへ
困った感情、いわゆる「ネガティブな感情」について、
考えてきました。
”どんな感情も自分を守るために、
重要な役割を持っている”んですね![]()
それを心の奥底で実感できるだけで、
どんな感情も恐れなくなる、第一歩です。
ネガティブな感情には、
「なるほど…そういう意味があるのか~」
ということがわかれば、
ネガティブな感情の恐れが減ると思います![]()
ネガティブな感情は「持ってはいけない感情」
と思っている人もいるかもしれません![]()
自分を抑制し、感情を隠し、
波風を立てないようにしている人もいるでしょう。
そのようにやり続けていると、
生き生きとした人生を送れなくなってしまいます。
ストレスが溜まると、心の病に発展することもあります![]()
真直ぐに感情を見ていくことによって、
その取扱い方法を知っておくことによって、
ストレスは減り、人生の質はだいぶ上がります![]()
ポジティブ思考にとらわれない
「ネガティブな感情を持ってはいけない」
ということばかり考えていると…
このような事態にどう対応したら
よいかわからないので、
無理やりポジティブな仮面をかぶせてしまうのです![]()
「ネガティブなことは考えないで、
ポジティブに生きなきゃ」よりも、
「自分のありのままの感情とどう取り組もうか
」
と考える方が、
よほど前向きな態度かと思います![]()
否認するほど、ネガティブな感情は長引く
「自分にはネガティブな感情なんてない」と
豪語している人は…
単にネガティブな感情に直面するのが怖くて、
否認しているだけなのかもしれません![]()
もちろん、ネガティブな感情そのものは、
決して快適なものではありませんよね。
ですから、感じている時間は
できるだけ短くしたいものです。
でも、感情を否認するより、
直視した方が感じる時間は短くなると思います![]()
◆例えば、不安や怒りを感じたなら…
「ああ、安全が確保されていないんだな」
「何かが上手くいっていないんだな」
などと気づき
、
現状をよく見て対処に入った方が、
早くその感情を手放せると思います![]()
◆いつまでも不安がって行動を起こさず
、
人から迷惑がられている人や、
いつまでも怒り続けている人
よりも、
よほど、「ネガティブな感情を上手に利用している」
という感じがします。
◆感情によっては(悲しみなど)時間がかかることも
あります![]()
でも、その感情の方向性はわかっているし、
その先に希望があることを知っている、
という自分になれたら、
そんな自分をとても力強く感じ、
自分に対して、
よい感覚、自己肯定感を持てるのではないでしょうか![]()
感情をコントロールできれば、
もっと自由に生きられる![]()
普段のワタシは
怒りを感じると、相手に対してムカムカしたり、
不安を感じたりして、
予定を取りやめにしてしまったり
…など、
今の自分の感情が湧き上がった理由を、
自覚したり、気づくこともしなかったです。
その場ですぐに行動化してしまいがちでした![]()
しかし、「今、モヤモヤした気持ちが湧いて来たけど、
”感情のトリセツ”を思い出して、対処しよう」
と思うだけでも、
心がひと段落して、ネガティブな感情による
ストレスが減る。人間関係のトラブルも減る
かと思いました![]()
◆感情はせっかく人間に備わっている機能なのですから、
上手に扱って、自由な心で生きたいものです![]()
単に我慢するだけでない。
実際に「怒り」「不安」「不機嫌」「悲しみ」「寂しさ」
が湧いてきたときに…
ぜひ、感情コントロール法として、
この”感情のトリセツ”を活用していただけると、
嬉しいです![]()