2年半前にワタシが「マインドフルネス瞑想」と「森林療法」を
学んだ先生が…
緑想舎 枡田 智氏でした。
その当時はラッキーにもまだ、個人レッスンでしたので、
下記の講座をじっくりと受講させていただきました。
・マインドフルネス瞑想入門講座
・マインドフルネス瞑想マスター講座
・森の瞑想講座
その枡田 智先生が、
~瞑想メソッドで始めるメンタル強化法~
「もう左脳に振り回されない」を
今年6月30日に出版されました
その当時のワタシは、
Q こころを穏やかに生きるには、どうすればいいの
・”アンガーマネジメント”や
・”ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)”療法
を学ぶ中で…
模索していました
★ACT療法とは…
困難や不快な気分を取り除くことなく、
受け入れて自分自身が大切にしたい価値に、
向かって前に進んでいくことを目指して行われます。
「マインドフルネス」の考え方がベースになっており、
第3世代の認知行動療法として注目を集めている療法です。
ACT療法のベースは「マインドフルネス」の考え方だと知り、
枡田先生のHPに出会い、「マインドフルネス瞑想」を
学ぶに至りました。
再度、枡田先生の「マインドフルネス瞑想」の本から
ワタシは今、学ぶ必要を感じました
生きづらさの根本原因の多くは…
「思考が強すぎること」
◆逃げても逃げても不安は消えない
動物は身に危険が迫ると不安や恐怖、怒りなどを感じます。
すると、「逃げる?闘うか?」どちらかの反応をします。
もともと恐怖や怒りは、逃げるか?闘うか?するために、
本能的に起こるものなんです。
人間も動物も同じ反応をしますが……
◆人間は頭がよすぎるので、
実際に身に危険が迫っていなくても、
不安や恐怖を感じてしまうのです
どういうことかというと、
人間はその賢い頭(左脳)を使って、
まだ起きていない未来の危険を予測したり、
出来事にネガティブな意味づけをしたりします。
◆人間はその賢い左脳(仕事に不可欠な論理的思考力)を使って、
動物とは比べようがないほど詳しく未来を予測します。
予測は自分の頭の中にあるので、
走っても逃げることはできませんし、
闘って倒すこともできません。。。
厄介なことに、不安や恐怖は解消できないんです
だから、いつまでもだらだらと残ってしまいます。
それが、慢性的な不安感、憂鬱感を引き起こします。
私たちが社会の中で生き抜くには…
頭で考えることが、何よりも大事だと教えられます。
・言葉ではっきりと説明できない感覚に惑わされるな
・あいまいな感覚は無視して、頭でよく考えるべきだ
・感覚よりも思考に従うべきだ
例えば、何かを選んで買ったとき…
Q なんでそれを選んだの? なんでそれが欲しいの?
本来、「好き」とは「欲しい」というのは、
感覚的なものです。
頭で考えて、理由をしっかり決めてから、
好きになるわけではないと思います。
ところが、、、
・何をするにも理由を頭で考え、言葉で説明しなければいけない?
・理由を説明できないなら、その気持ちや感覚は不要なものだ
と思うようになったらどうでしょうか
◆現代社会では、
何かを決めたり、行動したりするときはいつでも、
なぜそうするのか?
する意味はあるのか?
どんな段取りでやるのか?
本当にできるのか?などを
言葉で説明するよう求められます。
確かに社会の中で働き、生きていくためには、
頭でよく考えていくことは大事だと思います。
ワタシは、
ものごとを分析して考える左脳優位の人間です
しかし、その強い思考で…
たくさんの予測や意味づけを行い、
不安や禁止事項を頭の中で作り出し、
それに縛られるようになるのは…
生きづらくなることが増えてきました
◆思考が作った硬い殻に閉じ込められた状態です。
殻でガチガチに固められた状態では、
幸せに生きることできないと思いました。
その状態から抜け出すには…
感覚に意識を向け、過剰に働く思考を静める必要がある
思考と感覚はシーソーのような関係になっています。
一方が増えれば、もう一方は減ります。
だから、思考を減らしたければ、感覚を増やすことです
感覚を増やせば、勝手に思考は減ります。
それが一番有効のようですね。
この最近、「中庸」とか「真ん中」に意識的に戻そうとするのは、
なかなか難しいと思うようになりました
Q 自分は「思考」?「感覚」?どちらに傾いているかと
時々、意識するのはいかがでしょうか?
①「思考」に傾きすぎていると気づいたら…
好き嫌いの「感覚」、自身の心の声を大切にしてみる(増やす)
②「感覚」に傾きすぎていると気づいたら…
「論理的思考」で出来事を分析することを大切にしてみる(増やす)
思考が減れば、
安らかさや幸福感が自然と感じられるようになります
がんばって作り出そうとしなくても、
自然に出てきます。
人間の脳はそうできているようですよ
ワタシのように、左脳優位タイプ(思考)の方は、
ぜひ、右脳(感覚)が活性化することをやってみてください。
自然や芸術など美しいものにふれ、
感覚でひたすら感じていればいいだけですね。
五感を総動員して、自然を感じます
枡田先生から学んだ「マインドフルネス瞑想」を
改めて振り返ってみようと思いました