引き続き、本「自分を否定しない習慣」(ホスピス医 小澤 竹俊著)から学んでいきたいと思いますニコニコ

 

「他者に迷惑をかけてはいけない」

「社会や他人の役に立たなければならない」

 

という考え方に縛られることも、

自分自身を否定する原因になりますびっくり

 

そもそも人間が、他者にまったく迷惑をかけずに生きていくことは、できないのではないでしょうか?

(ワタシもできれば、他者に迷惑をかけずに生きていきたい

とは思っていますがショボーン。。。)

 

誰もが常に、社会や他者の役に立てるわけではないと思いますショボーン

 

一人でできることには限界がありますし、

生きている中で心身の調子を崩したり、年齢を重ねたりすれば…

できることはさらに限られてしまいますショボーン

 

だからこそ人間は、太古の昔から、

赤薔薇家族や共同体をつくり、支え合い、助け合い、

迷惑をかけ合って生きてきたと思いますお願い

 

キラキラ自分のせいだと思い込むのは、自分を納得させるため

 

家族の問題や友人の問題、会社の問題、社会の問題など、

実際には自分と直接関係のないことまでショボーン……

 

「自分の至らなさに原因があるのではないか?」と考える人、

それらを解決できない自分にふがいなさを感じる人もいますショボーン

 

なぜ、そうしたことが起こるのでしょうかはてなマーク

 

もちろん、真面目で責任感が強すぎるために、必要以上に責任を

感じてしまうこともあるかもしれません。

 

他に、「理不尽な目に遭ったとき、自分のせいだと思い込むことで、

感情を安定させようとする」びっくり

人間の心理も、大きく関わっているようです。

 

生きていればどうしても、自分の力ではどうにもならず、

誰にも怒りをぶつけることもできない苦しみに

見舞われることがありますガーン

 

ところが、

人はそうした理不尽さを容易に受け入れることができませんショボーン

 

「自分の力ではどうにもならないことがある」

「自分の力で変えられないことがある」

という現実を受け入れることは、

ときに絶望につながるからですショボーン

 

そこで、

「あのとき、自分があんな行いをしたから、

こんなことが起こっているんだ」(あんな行いをしなければ、こんなことは起こらなかったはずだ)とショボーン

 

自分に関連した物語に落とし込むことで、

自分を納得させようとするのです。

 

キラキラ自分のせいでないことまで、自分のせいだと思い込むショボーン

 

それは苦しみや絶望の中に、何とか希望を持とうとする

人間の心の働きです。

 

しかし悲しいことに…

まるで自己免疫疾患のように、自分を守るための

そうした心の働きが汗

自分自身や自分の人生を否定することにつながってしまいますガーン

 

キラキラ自分を否定する気持ちは、希望と現実の開きから生まれるびっくり

 

◆他者との比較によって自分を否定するのは…

「恵まれている他者」という”希望”

「今の自分」という”現実”に開きがあり、苦しむショボーン

 

◆他人に迷惑をかけてしまう自分を否定するのは…

「他者に迷惑をかけない自分」という”希望”

「今の自分」という”現実”に開きがあり、苦しむショボーン

 

◆自分を納得させるために、自分のせいではないことまで自分のせいだと思い込み、自分を否定するのは…

「理不尽なことが起こらない社会」という”希望”と、

「理不尽なことが起こる社会」という”現実”に開きがあり、苦しむショボーン

 

ですので、

開きを埋め、苦しみを解決することができれば、

自分を否定する気持ちを手放せるはずですが汗……

 

◆苦しみには、

自分で「解決できるもの」と、

「解決できないもの」がありますガーン

 

キラキラ埋められない開き、解決できない苦しみを抱え、

自分を否定してしまっている場合はどうすればいいのかはてなマーク

 

◆ 弱い自分を認めて初めて、

人は支えてくれている存在に気づくことができるグッ

 

赤薔薇支えてくれる存在とは…

自分のことを「Good Enough(それで良い)」グッ

と言ってくれる存在(人)のことですニコニコ

 

◆支えてくれている存在に気づくことができて初めて、

私たちは自分がかけがえのない存在であることを知り、

自分を肯定し、心の穏やかさを得られるようになるのですニコニコ

 

キラキラ支えてくれている存在に気づいたとき、人は変わり始めるグッ

小澤先生は多くの患者さんが自分の支えに気づき、

自分を否定する気持ちを手放していくのを、

目の当たりにしてきたそうですニコニコ

 

赤薔薇不完全なありのままの自分を受け入れる勇気グッ

それは、

「自分を支えてくれる存在に気づく」第一歩であり、

 

「ありのままの自分の姿で生きられるようになる」第一歩であり、

 

「どんなときでも穏やかにしなやかに、前を向いて生きられる」

第一歩になります。

 

◆苦しみを抱えているときほど、

人はなかなか自分の弱さを受け入れることができません汗

 

自分の価値を自分で信じられなくなり、

「自分は社会の役に立たない人間だ」という思いに苛まれることを、私たちは心のどこかで恐れているからですガーン

 

「社会のために働き、社会の役に立ってこそ、

生きる意味、存在する意味がある」と思っている人も

たくさんいると思います。

 

そんな社会の中で、自分の弱さを認めること、

弱さを抱えた人が自己肯定感を保つことは、

非常に困難ですショボーン

 

でも、

不完全でも、たとえ何もできなくても、人は存在しているだけで

十分に価値があり、生きている意味があるのです。

(ワタシは時々、その思いが揺らいでしまうこともありますが、

そう信じて生きたいですお願い

 

赤薔薇強いところも、弱いところもみんなひっくるめて、

自分自身であり、それらすべてが自分らしさを形づくっているグッ

 

◆弱いところもきちんと認め、受け入れて初めて、

誰かの真似ではない、社会の価値観をただなぞっただけではない、

真に「自分らしい人生」、「本来の自分の人生」

が生きられるようになると思いましたお願い

 

しかし、

 

キラキラありのままの自分で生きることは、欠点を放置することではない

 

例えば、

・すぐに人のせいにしてしまう

・嫌なことからすぐ逃げてしまう

・ミスを指摘されると怒ってしまう

・自分より立ち場の弱い相手にきつく当たってしまう

・人の話を聞かない

・自分のわがままを優先してしまう

 

など、私たち一人ひとりが持つ狡さ、自分勝手さなどの欠点も

弱さだと思いますショボーン

 

小澤先生は、

近年、「あなたはあなたのままでいい」という言葉

よく耳にしますが……と汗

 

この言葉は間違いではないですが、

「欠点という弱さを、ただ放置してもいい」

いうことではないと。。。言います。

 

ワタシも弱さをそのまま放置しておいて、

人を非難したり、嘆いてばかりではいけないと…思いますショボーン

 

キラキラ欠点という弱さについて、

まずは勇気を出して、しっかり見つめ、

 

「自分には、こうした狡さや自分勝手さがある」

と認めることは必要です!

 

◆決して自分を責めるのではなく、

ただ自分が完全な人間ではないことニコニコ

 

あるいは、

◆苦しみの原因が他者ではなく、

自分の弱さにあることを静かに受け入れるグッ

 

それができれば、きっと心が穏やかになり、

苦しみも和らぐと思いましたお願い

 

そのうえで、

変えられるものは、変えていく向上心を持つことが大事だ!

と思いますニコニコ

 

赤薔薇克服した弱さは、いつか自分らしさと自信に変わる

 

もし弱さのうち、

変えられるものを変えていったらどうなるのかはてなマーク

 

それも、「自分らしさ」の非常に重要なパーツとなり、

自分に自信と自己肯定感を与えてくれるのではないかと思いますニコニコ

 

◆今までに、努力して克服してきた弱さはありませんかはてなマーク

例えば、

 

・朝起きるのが苦手だったけど「このままじゃいけない」と思って、

自分なりに努力して、今は早起きが気持ちいいと

感じられるようになったOK

 

・人見知りで、人とのコミュニケーションが苦手だったけど…

今では初対面の人とも以前より気楽に話せるようになったOK

 

・怒りっぽい性格だってけど…

アドバイスをもらって、感情をコントロールできるようになったOK

 

◆過去に克服してきた弱さは、

今自分の中でどうなっていますかはてなマーク

 

それは自信を持って、「自分です」と言えるような、

自分の大事な一部分になっていると思いましたグッ

 

赤薔薇人の手を借りながら、変えられる部分は変えていくこと!

それが自分らしさと自信を与えてくれる

 

それから、もう一つ大事なことがあります。

キラキラ自分が他者を変えられないように、他者も自分を変えられない

 

人はそれぞれ異なる性格や価値観、

独立した意思を持っているからです。

変えることができるのは、自分だけなのですグッ

 

いくら人から欠点を指摘されても、注意されても、

自分が自分の弱さに気づき、きちんと認めていなければ……

自分は変わることはできないと思います。

 

人は「他者に迷惑をかけてはいけない」(禁止条件)ではなく、

赤薔薇人はそもそも「他者に迷惑をかけずに生きられない」存在である

(前提条件)で考えていくと…

 

ワタシは…

「困ったときは、家族や他者に助け(ヘルプ)を求めてもいいんだ」

「家族に迷惑をかけてしまうこともあるよね」

と思えてきて、不思議と気がラクになりましたニコニコ

 

ずっと子どもに、自分の老後は面倒をみてもらうわけにはいかない

自分のことは自分だけで対処しようと考えて来ました汗

(ワタシのプライドなのか?弱さを見せたくないのか?)

 

しかし、

 

◆自分の力では動けなくなったら、

「迷惑をかける存在」として生きていくのも良しGood Enough

 

意地を張らずに、助けてもらおうと、

少しずつですが、思えるようになってきた感じです照れ

 

でも、いつも自分ができることはやっていこうですねグッ

 

小澤先生の本本を読んで、

自分の頑なさという弱さを少し認めることができました。

 

「頑な自分」もそれも良しニコニコ

それもワタシの一部分と考えればいいのかな…なんて(笑)