今回も質問家 マツダミヒロ氏の
「質問は人生を変える」~本音と本気を引き出す力~から
よい質問ができる「質問力」を身に着けていくために、
引き続き学んでいきたいと思います
Q1 自分に何を聞きますか
あなたは、答えは外にあると思っていませんか?
誰かと問題が起きた時…
「なんで、あの人は先に言ってくれなかったのだろう」
「もっとこっちの気持ちを汲んでくれれば、こんなことにはならなかったのに」
…というように、
相手の行動が問題であって、自分に落ち度はないと
思ってしまいがちです。
ワタシもそうですね
◆これは相手の中に問題と解決法がある
…外に対して私たちは意識が向いている状態なのです
でも、本当は…
◆「自分のことを知り、
自分で改善策を立てて行動を改める」ことをしないと…
相手が誰であっても、同じ問題が起きてしまうと思いました
自分のことを知ろう
・私は何が好きで、何を大切にしていて、
今、何に情熱を傾けたいのだろうか?
・自分には何が必要で、何が不必要で、
どんな人と関わりを持ちたいのか?
・私は今、どんな人と出会いたいのだろうか?
自分のことを知るとは、自分と対話していることです
・自分のことを知るためには、自分にたくさんの質問をすること。
・意識的に自分との対話の時間をつくること。
◆答えは、自分の中にあるのです
Q2 何に「…かもしれない」をつけますか
あなたには、どんな「枠」がありますか?
◆枠とは…
・「こうすべきだ」
・「これが常識だ」
・「こうするのが普通、当たり前」
と決めつけることです
これは思い込みであって、事実ではないこも少なくありません
枠を強固に作り過ぎてしまうと…
アイディアも限定されますし、
相手に対して選択肢の提示ができない状況に
陥ります
それに、当たり前と現実とのギャップがありすぎると、
大きな怒りの原因にもなりますね
しかし、制限を緩めていくと、可能性が広がっていきます
例えば、
子どもが学校に行かないという状況があったとき…
・「子どもは学校に行かなければならない」という枠があると、
→「学校に行かなくていい」という選択肢がありません
→学校に行かせるためのアプローチしかできなくなります
Q 学校に行くために何ができる?
Q 明日は学校に行けそう?
……でも、この質問は相手のためになる関わり方でしょうか
Q 子どもに本当は「どうしたいの?」
というように聞いてみることなのです
枠があると、その制限の中でしか考えなくなります
ふだんから制限を外す練習をしてみると、
人生の幅が広がっていきます
言葉の言い換えをしてみると、効果的です。
◆「べきだ」「~しなければならない」「~してはいけない」という
言葉を
→「~かもしれない」と言い換えてみるのです
例えば、
・「子どもは学校に行くべきだ」→
「学校に行かなくてもいいかもしれない」
・「大人は働くべきだ」→
「働かなくてもいいかもしれない」
・「女性は家事をしなければならない」→
「家事をしなくてもいいかもしれない」
・「大学を卒業したらすぐに就職しなければならない」→
「卒業後、すぐに就職しなくてもいいかもしれない」
・「長期旅行をしたければ、会社を辞めなければならない」→
「会社を辞めなくても、長期旅行はできるかもしれない」
これまで「当然」、「当たり前」だと思っていたことに…
「~かもしれない」という言葉をつけるだけで、
違う選択肢が浮かんできませんか
違う角度から見てみることや、思考の柔軟性が大事なんです
自分自身の枠を外すことができると、
人がどんな枠にとらわれているかが見えやすくなりますね
「~かもしれない思考」で、自分の枠を外していきましょう
自分の当たり前を疑ってみるといいかもしれません。
問題と思っていたことが…
もしかしたら、問題でないかもしれません
きっと視野が広がって、別の世界が見えてくるような気がしました