傾聴で人生が変わるのでしょうか
こころの声を聞いてもらうとー
人は自分自身のこころの声を聞き始めます。
そして、自分自身に聞かれたこころは、動き始めます。
人のこころには、「聞かれると動き始める」という
大きな特徴があります。
動き始めたこころは、止まりません。それまでの自分ではいられなくなります。
例えば、
・「とにかく夫に従って生きていくしかないとあきらめていた。でも、もう止まらない。私は自分自身の人生を生きていきたい」
・「私みたいな人間はたいして価値がないと思っていた。自分なんて何もできないとあきらめていた。でも、もう止まらない。自分がほんとうにしたいことして生きていきたい」
◆自分のこころの声に耳を傾け始めた人の人生は、大きく変化していきます
自分のこころの声、「内側深くの声」に耳を塞ぎ、ないがしろにしてきた人生から、自分のこころの声を聞き、「内側深くの声」と共に生きる人生へと変わっていくのです
◆「傾聴を学ぶ」と人生が変わっていきます。
・「自分を生きるのをあきらめた人生から、自分を深く生きる人生へ」
・「内的なこころの世界を深く生きる人生へ」
◆傾聴が社会に定着していくと、私たちの内的生活のクオリティ(質)が格段に向上していきます。
これはカール・ロジャーズの言う「静かなる革命」です
◆私たちの内的な生活が最もいいものになり、文化が創造的に進展していくための最強ツールが、「傾聴」なのです。
また、傾聴は大切な人との「つながり」を回復するのにも有益です。
「もっと、聞いてほしい。わかってほしい」と思ったら、
◆「ねえ、ちょっと聞いてほしいことがあるの」「何時だったらいい?」と…
この二つのことを言えるようになるだけでも、「聞いてもらえる関係」になっていく可能性はぐっと高まるでしょう
傾聴は「聞く側」だけが努力しても実りあるものになりません。
傾聴は「聞いてほしい側」と「聞く側」の「お互いが協力して二人でつくっていくプロセス」なんです。
「傾聴で人生が変わった?」というより、
ワタシは「傾聴ツール」を使って、「自分の人生」を楽しく、豊かなるものに、変えていこうと思いました