色々な視点から物事を考え、視野を広げたいと思ったニコニコ

そんなとき、出会ったこんな面白い本とは……

 

本「天才科学者はこう考える~読むだけで頭がよくなる151の視点」

(ジョン・ブロックマン編)

 

本書で読んだ事柄は世界をよりよく理解する助けになれる、また、自分にどういう偏見があるのかを正確に知れるのが利点です。

 

私たちに思考に役立つ道具を授けてくれるだけでなく、見慣れている世界をそして人間の心、感情を、普段とは違った目で、より深く理解するきっかけを与えてくれると思った。

 

151の視点の中から、ワタシの独断で参考になった視点をご紹介しますニコニコ

 

キラキラなぜヒトは矛盾した行動を取るのか?

私たちは日頃から頻繁に軽い「解離性障害」のような状態に陥ると著者は主張する。

 

見方を変えれば、私たちの脳内には無数の「自分」がいるようなものだ。この状態では何かを成し遂げるには、「操縦席」に座れる「自分」を常にひとりにするしかない。

 

そうでないと、わたしたちはどのような行動も遂行できない。

著者が考える認知モデルでは、機能的モジュラリティという概念が重要になる。

 

研究により、動物も人間も物事を認知するのに驚くほどさまざまな手段・方法を利用することがわかった。

 

脳のなかに情報処理を担う器官がひとつだけあり、それだけがすべての仕事をしている、というわけではない。動物でも人間でも多数のシステムが協調することで、環境に適応するうえで生じる多数の問題に対処している。

 

頭のなかに多数の「自分」が存在するとしても、その自分ごとに対応する器官があるというわけではない。そうではなく、それぞれに機能が異なっている「自分」多数存在するのだ。

 

「友人と仲良くする自分」「自分の身を守る(悪い人間から自分の身を守る)ことを担当する自分」「地位を獲得することを担当する自分」や「友人をみつけることを担当する自分」も存在している。

 

この種の自分がときにはさまざまな問題を生んでしまうこともある。また、子どもが生まれれば、その世話をする自分も生まれてくる。

 

◆人間の心が、それぞれに違った機能を持ち、互いに独立した「自分」から成り立っていると考えれば、人間がときに矛盾した行動、不合理な行動を取るのも当然だと思えてくる。

 

職場の人に関係する判断を下す際に、非常に理性的だった人が、自分の家族や恋人に関する判断に際しては不合理になってしまう。。。

そんなことは十分に起こり得ることだ。

 

赤薔薇ヒトが矛盾した行動を取ってしまうのは、当然に起こり得ることなんだという視点を持つと、相手を赦せるし、自分も寛容な人になれるような気がした。

 

ひらめき電球相手も、自分も、互いに独立した「自分」から成り立っていると考えればいいのか~!

 

だから、同じ相手を「いいやつハート」と感じるときもあるけど、

時には「嫌なやつむかつき」と自分も相手も受け入れられなくなったりなどと……ワタシはよく体験しますねショボーン

 

日々できるだけ、心にゆとりを持って、相手の表面上の言動で、相手を評価・判断しない。右往左往しない。

 

キラキラ一喜一憂しない、心穏やかな毎日を過ごしたいですお願い