今日は「さらりと生きてみる」~自分がほどける1分法話~本

(著者:えしゅん(小林恵俊) 天台宗姫路山正明寺法嗣)をご紹介します。

 

えしゅさんはん2020年より YouTubeやTikTokを通じて法話を発信。

TikTokのフォロワーは10万人を超えます。

 

えしゅんさんのYouTubeはとても特徴的で、

僧侶えしゅんのサメに説法」というもので、どういうわけか、サメのぬいぐるみに向かってえしゅんさんが話をしているのです。

 

<その1分法話の中から心に残った3つの法話をご紹介>

 

①言葉は刃物

「人は生まれたときには、実に口の中には斧が生じている。愚者は悪口を言って、その斧によって自分を斬り裂くのである(スタッタニパーター)

言葉は刃物といいます。

 

ときに相手を傷つける、それも癒えることのない傷を与えることがある。それが言葉です。

言葉の刃物を振り回すときには、自分の口の中もズタズタになります。

たとえ相手を傷つけてストレスを発散した気がしたとしても、自分も傷つき弱っています。どんどん傷つきやすくなっていきます。

 

暴言を吐かない、それは相手を思いやる行動なだけではなく、自分を大切にする行動でもあるのです。

 

キラキラ言葉の刃物を振り回すとき、自分も傷つき弱っている!

 

②怒りの拾い食い

怒りは突然湧き上がるものですが、実は私たちが怒った対象はほんの一瞬しか存在しません。

例えば、誰かに嫌なことを言われて怒ったとしましょう。確かに嫌なことを言ってきた相手はまだ目の前にいるかもしれませんが、

 

怒った原因となる言葉はもうそこにはないはずです。私たちはたいてい、目の前にないものを自分の中で思い描いて、怒り続けてしまうんですショボーン

 

しかもあろうことが、一度は収まった怒りがふとした瞬間に思い出されてまた怒ってしまうむかつきこともあります。

「一度吐き出した食べ物を再び食べるようなもの」です。

 

外に出した怒りを再び自分の中に取り入れてしまうのです。これは心の健康にとってよくありません。

怒りの拾い食いはやめたいものです。自分が何に怒っているのか、しっかり確認しましょう。

 

イライラしすぎて疲れないように、自分自身を大切にしてくださいお願い

 

キラキラ目の前にないものに心を奪われてないかはてなマーク

 

③不安が止まらない

不安な世情が続くと、あれこれと不安なことを考え続けてます。よくないなと思っていてもその思考は留まるところを知りませんショボーン

 

そんなネガティブへ、ネガティブへと流れる思考を断ち切り、流されない島、つまり「拠りどころ」を自分の中につくっていくこと

 

そのために座禅・瞑想・念仏など、心のトレーニングがあります。

しかし、はじめに大事なのは、「体づくり」です。

 

しっかりと「寝る」「食べる」「動く」。まずはできることをやっていきましょう。

心と体は別個の存在ではありません。

 

穏やかな心をつくるには、体を整えることが近道です。

体を整えたうえで心を整え、激しく揺れ動く感情に流されない心の拠りどころが生まれれば、他人にも優しくできるでしょう。

 

キラキラネガティブ思考を断つにはしっかり「寝る」「食べる」「動く」!

 

クローバーこの最近、中途覚醒、早朝覚醒と眠りが浅く、体の疲れが取れないなあーとショボーン

「寝る」「動く」がしっかりできていないことに気づきました。

特に「動く」ができていませんでした。ずっと本を読んでいるか、パソコンに向かっている生活ガーン

「動く」習慣づくりをしていこう~お願い