承認と自由の矛盾を乗り越える道が他にあるのでしょうか![]()
周りに承認されようとすると、自分の自由が奪われてしま。社会や集団のいいなりになるなんて![]()
周りからの承認なんていらない、自分で自分を承認すればいいという姿勢で生きるということもできます。
ワタシもそんな想いがありました![]()
しかし、そのような自己内での承認だけでは、物足りなくなる。やはり具体的な承認が必要だということに気づいてきます。
でも、他人に迎合するだけでは自由は失われる![]()
Qどうすれば自由と承認を両立させることができるのでしょうか![]()
誰もが認めるであろう価値あることを実現しようとするとき、そこには自分なりの行動の柱、「自分の軸」ができます![]()
この自分の軸ができたとき、人は初めて自由になれるのではないでしょうか![]()
自分の軸ができると、自分がめざす価値あることに誇りが生まれ、もし他者がすぐに認めてくれないとしても、他者からの承認を期待しながら「自分はしぶとく頑張るぞ」と突き進むことができるからです。
人はチヤホヤされたりという気持ちを大なり小なり持っているでしょう。しかし、ただ表面的な評価や承認を得たいと思っているだけとは限りません。
「自分が努力し工夫したところ、よりよいものにしようと頑張ったところを、この人はちゃんと受け止めてわかってくれた」思えると、本当に嬉しいですよね![]()
そして「自分が実現したと願うこと」が本当に「よい」ものであると信じることができます。
ボランティアでも職業でも、真摯に仕事をする人は「仕事人」としての誇りを持っています。よいことを実現したい、そのために努力し工夫しているという誇りです。
社会のなかで評価を受ける存在としての自分という面から見るとき、
自分のなかに「これはよいことだ、これを自分はめざしている」という確信が得られない限り、自由にはなれないと思いました。
「誰もがみとめるはずの価値あること」を自分のなかに持ち、それを実現しようとするとき、
人は元気になり、強くなります![]()
しかし、これは一人ではできません。日々の実践と対話のなかで「やはりこうしていくのが大事なんだな」と確かめていくことが必要です。
私たちは「周りの機嫌を損ねないために、空気を読まねば。。。」と
周りからの表面的な承認を大事にしてきました。しかし、それでは真の自由は得ることはできないのではないでしょうか。
互いの想いを受けとめあう対話を通して、
互いの存在の承認を得られること。
それを土台として「ほんとうによいこと、人々が喜んでくれることは何か」を考えて語り合い、それをめざして実践していくことだと思いました![]()
そのような生き方にこそ、私たちが承認と自由の両立に向かう道筋があるのではないでしょうか![]()
「承認」と「自由」は人間にとって基本となるものです。
①誰もが価値あうるものと承認することとは何かと問い
②それを実現しようとするときに自分の軸ができ
③人はそこで初めて自由になれるということです![]()