怒らない人がやっている日々の習慣をご紹介します。

人がイライラを感じるのはごく自然なことですが、日々のちょっとした行動を変えるだけで怒りの原因となる漠然とした不安を感じ過ぎない習慣をつけることができます。

 

ご紹介するものの中から、やりやすいものを試してみてください。自分に合った、続けやすいものを選ぶのが成功のポイントですねOK

 

①「すぐに動く」ことは怒りを溜めない重要な要素

不安に対して「わかった!こう対処すればいいんだ」という解答が得られるため、不安を生み出している疑問が解消されるからです。

また、気になる刺激を目の前から消すことができるため、それ以上問題を見つめ続けなくて済むようになります。

 

人が腹を立てるのは、「他人」や「変えられない過去」あるいは「不確定な未来」のことであり自分には変えられないことだからですショボーン

変えられないから不安になり苛立ってむかつき怒るのです。

 

一方、すぐに動く人というのは、「自分」が「今」できることを察知してすぐに行動に移せる人だといえます。

今できる対策をその場でする。それ以外の自分では変えられないこと、考えても仕方がないことは考えない。

 

そういう「怒りに囚われない」サイクルを自分の中に作り上げ、維持している人が怒らない人なのですグッ

 

②「どうしたらいいか」ではなく、「何が問題か」を口グセにする

人はパニックになると、脳圧が上がってものごとが考えられなくなるため、次に打つ手を考えられなくなります。

次にどう動くべきかがわからない人の多くは、「なんだかイライラする。でもどうすればいいかわからないショボーン」と考える傾向があるようです。

 

この「どうすればいいか」というのは漠然とした質問です。ものごとを確実に進めるには具体的な回答が得られる質問をする必要があります。

 

つまり、イライラしたときは、自分に対して「どうすればいいか」ではなく、「何が問題なのか」を問うようにすればよいのですグッ

 

③「べき」「はず」という思い込みをやめる

人が怒るのは、「自分は困っている!」というサインです。この「自分を困らせるもの」の大きな原因の一つに、「思い込み」が挙げられます。

 

私たちは腹を立てているとき、「本来はこうあるべきだ」「こうあるはずだ」と考えているることはないでしょうか。この「べき」「はず」というのが思い込みです。

 

自分の基準は相手に適用できると思うと、自分の思惑とは異なる他人の行動が無頓着や無責任なものに思えてしまいます。ですが、そもそも、自分の基準を他人に適用できると考えていることが、大きな思い違いです。

 

他人や世間に対して、「~べき」「~はず」と考えている自分に気がついたら、まずはその言葉を、自分の内側から削る習慣をつけてみましょうOK

 

そして、「~べき」「~はず」と考えたくなるところを、「自分は~するとよいと思う」と言い換える習慣をつけてみてくださいお願い

 

「自分は……」の後には、「では、他の人は?」という疑問がセットになってついてきます。他の人の都合を考えられるようになれば、自然と「~べき」「~はず」という思い込みを、リセットできるようになりますねニコニコ

 

④できることを積み重ねて、自信をつける

自分に対して「~べき」「~はず」という思い込みを向ける人は、ストレスを外にぶつけるのではなく、自分の内に向ける人でもあります。

 

そのため、イライラすると無口になり、しばらくそんな状態が続いたかと思うと、とたんにキレて「もうこんなこと、やめる!」とすべてをご破算にしてしまうことが少なくありません。

 

自分に対する「~べき」「~はず」という思い込みから逃れられない人は、日頃から「自信筋肉」を養っておく必要があります。自信がないせいで、「自分はもっとこうあるべき」という大きすぎる理想を、自分に課さずにいられないからですショボーン

 

大きなことにチャレンジする必要はありません。小さくてもできることを毎日積み上げていくことが重要ですねOK

おススメなのが、掃除や整理整頓です。取り組んだ結果がすぐに形に表れるので、「自分にはものごとを望んだように変えられる力筋肉がある」という自信がつきます。

 

⑤「感情」ではなく、「勘定」で動く

怒らない人が理性に基づいた「(損得)勘定」で行動するのに対し、怒る人というのは本能に根差した「感情」で行動します。

 

「自分を理解してほしい」「自分の要求を受け入れてほしい」という強烈な感情は、他人を信じたい、その上で自分とともに楽しく生きてほしいという、人間の本能から来るものです。

 

ただ、「他者」よりも「自分」を優先させたがる本能に従うと、現実的でない期待を一方的に相手に押し付けることになります。その結果、期待に応えられない相手に対して、「裏切られた!」と感じることになるわけで、冷静に見れば、これは単なる独り相撲です汗

 

「損得勘定を行いながら生きていく」というと、計算高いとか、人間味がないというふうに思えますが、「人と仲良くやっていきたい」と考える人ほど、実は計算高くなる必要がありかもしれません。

 

「失う可能性があるモノのこと」を考える習慣をつけておくのが大切だと思いましたお願い

 

⑥相手がしてくれたことは、すべてプラスに取る

「相手はよかれと思ってこうしたんだろうな」と思い直す余裕があれば、たいていの場合、カッカせずに済みます。

 

自分からみれば、相手がしたことは余計だったり、気が利かないと思えることだったりすかもしれませんが、相手からしてみれば、そのときの自分にできるベストをしてくれたのだと考えるのですお願い

 

相手の行動が予想外であればあるほど、それをプラスにとるのは難しいかもしれませんが……ショボーン

 

とはいえ、それをマイナスにとると、必ず怒りムキーへと発展します。

ですから、相手がしてくれたことに関しては、とりあえず感謝してみる。。。

 

すると、普段から嫌味を言ってくるような相手でも、嫌味に対して感謝を表すと拍子抜けして、しばらくすると何も言わなくなるかもしれませんウインク

 

何より、取るべき態度を決めることで、自分が動揺せずに済みます。

ワタシはこれはまさしく、穏やかに生きるためのテクニックだと思いましたお願い