自分が「ちょっとイライラしているな」と気づいたときに、使えるいくつかの技術を紹介します。

カリカリする気持ちを鎮めながら、怒りが副次的に引き起こすミスを、避けたりすることができるようになります。

 

イライラしたときに怒りを爆発させないための応急処置です。

即効性があるので、良かったら活用してみてくださいウインク

 

「続けない」「決めない」「進めない」で問題を一時棚上げする

思わずムッとしている自分に気づいたら、まず、すべきことは……

 

①「続けない」ー会話を続けない

②「「決めない」ー新たに何かを決めない

③「進めない」ー作業の手を止め、やっていることを進めない

という3つの「ない」です。

 

怒った際に脳に上がった血液は30分~1時間は下がらないそうです。ですから、最低1時間は問題を棚上げしたほうがいいようですねOK

 

刺激から離れて脳が効率的に動くチャンスを待つ

カッとなってから1時間ほどで脳圧は下がりますが、イライラの原因となる「刺激」に触れ続けているとそうはいきません。

 

その間は、ずっと脳圧は上がりっぱなしということになりますから、怒りから回復し、脳がクールダウンして使い物になる状態に戻るまで、さらに時間がかかることになります。

 

「ともかく刺激から離れる」こと。

冷静さを取り戻すための、最も早い方法ですねグッ

 

気に障る相手や、つまらない嫌味を言ってくる相手が目の前にいる場合は、会話を切り上げるだけでなく、できるだけ相手を視界に入れないようにします。

 

一番いいのはさりげなく部屋を移動することですね。

また、自分を苛立たせるのがメールやSNSなどの書き込みなら、思い切ってパソコンやスマートフォンの電源を落としてください。

 

★怒りは筋肉筋肉にシフトして燃焼させる

これは怒りを感じている脳番地から立ち去るという方法です。

怒りを感じたら、何も考えずにまずは怒りを運動系脳番地に向けるようにしてみてください。

 

ウオーキング走る人のように継続的で比較的弱い力が、筋肉にかかり続ける運動をしているとき、エネルギー源として体脂肪を燃焼させて使います。

 

体内の血の巡りを良くして、全身の筋肉に酸素を行きわたらせることができます。怒っているときに有酸素運動をすると、怒りで頭に上がっていた血液が全身に分散されます。

 

つまり、頭がより早くクールダウンするというわけですグッ

 

★「できる」「わかる」で脳圧を下げる

「対処できない」となった脳が、解決法を求めて頭に血液を上げてしまっているせいです。

 

このとき、「大丈夫、私は対処できる。解決法がわかる」と自分に言い聞かせると急激に上がった脳圧を落ち着かせることができますニコニコ

 

「できる」「わかる」で一度クールダウンすれば、その後に対処すべき事柄も自然と見えてきますグッ

 

イライラや焦りを感じて不安なときこそ、「自分には対処できる」と信じましょう。具体的な対策を考えるのはその後、脳が落ち着いてからでよいと思います。

 

★愚痴や悪口は怒りを助長する

怒っているシーンを思い出すことで、怒りが再燃するからです。

愚痴や悪口を伝えられた相手は、あなたの「どうして」という疑問を追体験して結果として怒れる脳をもう一つ増やすことになりますガーン

 

怒りを伝えることは怒りを増幅させることでしかないのです。

イライラしたときほど、愚痴や悪口は言わないことが、自分の脳と相手の脳を落ち着かせて、その場を収めるコツとなりますOK

 

このことが、余計な敵を作らず、自分の身を守ることに繋がると思いますニコニコ

 

★「自分は困っている」と唱えれば怒りは消える

怒りとはいうのは、結局のところ、「自分は困っているショボーン」というサインなのです。

 

怒りを感じたときは、イライラをもたらした他者を意識するのではなく、「ああ、今、自分は困っているんだな」と心の中で唱えてみましょうウインク

 

不思議と誰かや自分を恨む気持ちは軽減されていき、「自分を困らせている原因は何か」という具体的な事象だけに焦点を合わせられるようになります。

 

怒りに囚われずに済むようになっていきます。

 

脳から考えた、アンガーマネジメントの衝動のコントロールのやり方になります。ワタシもやり続けていきたいと思いますお願い