「情報のインプットの仕方が違い」から生まれる人間関係のストレスについて考えてみました。


私たちは情報をインプットするとき、主に3つの感覚を使っています。それは視覚、聴覚、体感です。人によって個人差があり、どの感覚が優位かによって同じ映画を見ても記憶する情報が違ってきます。

 

映画を見終わったあと、Aさんは映像として記憶、Bさんは登場人物の会話や音楽として記憶、Cさんは映画を見ているときの雰囲気や自分が感じたことを記憶したりなどと違っています。

 

また、私たちは人に説明をするときにどこに焦点を当てて話すかということ、つまりアウトプットの方法も個人によって違ってきます。仕事を覚えるときのように、何か情報をインプットして理解するときも、自分の優位感覚を使っています。

 

コミュニケーションをとるときも、優位感覚が相手と一致しているときはスムーズで一致していないときにはストレスがかかると言われています。

 

「どうもあの人の説明はわかりにくく不快になる」と感じるときは、自分と相手の優位感覚が異なっている可能性が高いです汗

 

情報を収集し整理するとき、タイプによって次のように大きな違いがあります。

①視覚タイプ:メモを取ったりマニュアルを作成したりする

②聴覚タイプ:口頭での指示をしっかり聞く

③体感タイプ:まずは体を動かしてやってみる

 

優位感覚の違いでストレス状態に陥らないために、まず自分の優位感覚を自覚しておくといいですね。

 

自分のタイプを理解したあとは、ストレスを感じる相手の優位感覚も想像します。

自分と相手の違いがおおよそ理解できたら、相手の優位感覚に合わせた関わり方を心がけるようにすると、親子や夫婦関係でのコミュニケーションに役立つのではないでしょうかニコニコ

 

ワタシは面接のとき、相談者に情報が入手しやすいように紙に話したことを書きながら、相談者と情報を共有するようにしています。おおよその方は視覚から情報を得ているように思えます。もちろん例外の方はいますが。。。

 

自分のタイプ、傾向を自覚しておくことは人間関係のストレスや悩みを軽減することに役立ちそうですねお願い