孤独になるのは、どこにも自分のことをわかってくれる人がいない時です![]()
目の前に動かしがたい欠乏があっても、それでも誰かがその苦しさを聞いてくれ、わかってくれているならば、人はしばしその痛みに耐えることができます![]()
人間にとっての真の痛みとは何より孤独であることです![]()
「聞く」には現実を変えるチカラ
はなくとも、孤独の痛みを慰める深いチカラ
があります![]()
他人の職場の酷い話を第三者として、聞く場合はうまくいきやすいです。
でも、家庭内で険悪な関係にあるパートナーの話を聞くのは極めて難しいことです![]()
自分が問題の当事者同士で関係が悪くなっています![]()
そのとき、そこには孤独が一つではなく、二つあります。
★聞く側も聞かれる側も孤独なのです![]()
そういうとき、飛び交う言葉は乱暴になるし、ときには言葉にならならい思いが行動で示されます。
ドアをバタンと乱暴に閉められ、食器はガチャンとたたきつけられます。
「どうして話を聞いてくれないんだ」と思い、話を途中で打ち切ってしまったり、酷い嫌味を言ってしまったりします。
相手を傷つけ返してしまうのです。関係性はますます悪化していきます![]()
普段はグルグルと回っていた「聞く」が今では、悪循環を始めています![]()
お互いに「聞いてもらえない」と感じて、傷つきが増幅していきます。
孤独が膨らんで相手の話を「聞く」余裕がなくなってしまい、 それが余計にお互いの孤独を増幅させていきます。
★相手の話を聞くには孤独に耐える必要があります
しかし、孤独に耐えるとはつながりがなくても、大丈夫な強靭な精神を鍛えることではありません。
誰かがその孤独についてわかってくれていることこそが必要です。
私たちは一人では孤独に耐えられないからです。
誰かが隣にいてほしいのです![]()
例えば、お子さんとの関係で悩んでいる親御さんには
なぜ子どもの話を聞けなくなってしまったのか、どれだけ親として追い詰められてきたのかを、誰かが聞いてくれてはじめて、子どもの話を聞こうという気持ちが湧いてきます![]()
★自分が相手の話を聞くためには、誰かに話しを聞いてもらう![]()
孤独な挑戦をするためには、後ろで支えてくれる人が必要だと思いました![]()
ワタシは孤独な挑戦をされている相談者を後ろで支え、一緒に考えるカウンセラーになりたいです